米イラン、戦闘終結の覚書に署名 ホルムズ海峡は19日に全面開放へ

(CNN)米政府高官は15日、戦闘終結に向けた米国とイランの覚書に、米側はトランプ米大統領とバンス副大統領、イラン側はガリバフ国会議長がオンラインで署名したことを明らかにした。正式な署名式は19日に行われるとしている。
主要7カ国首脳会議(G7サミット)でフランス東部エビアンを訪れたトランプ氏は、記者団に対し、ホルムズ海峡は「すでに一部開放されている」と述べ、米国とイランが覚書に正式署名する予定の19日に全面的に開放する見通しを示した。
トランプ氏は、覚書の本文は公表される予定であり、署名式の後になる可能性が高いとした。
またトランプ氏は、スイスで開催予定の署名式に自身は出席しない意向を示唆した。トランプ氏によると、代わりにバンス氏が署名式のためにジュネーブを訪れるという。
一方、イランのペゼシュキアン大統領は同日、X(旧ツイッター)への一連の投稿で、米国との覚書について、「戦争を停止し、交渉を開始するための重要な一歩」としつつも、最終的な合意はまだ正式なものになっていないと強調した。
ペゼシュキアン氏は、イラン・イスラム共和国は「あらゆる選択肢」に対して準備を整えており、政府の焦点は「合意の有無にかかわらず」イラン国民に尽くすことに変わりはないと述べた。
また、今回の覚書は「数カ月にわたる議論と継続的なフォローアップ」の結果であると語った。その上で、合意内容が適切に履行されれば、「国にとって名誉ある文書とみなすことができる」と言い添えた。
