大分県では5月、熱中症の疑いによる救急搬送者が過去10年で最多となりました。ジメジメとした日が続くこれからの時期は、いわゆる”梅雨型熱中症”への警戒が必要です。

【写真を見る】「体が暑さに慣れていない」5月の熱中症搬送が過去最多 本格的な夏を前に知っておきたい防衛策 大分

熱中症疑いの搬送 5月は過去10年で最多

大分県内では5月、日田市で観測史上最速となる猛暑日を記録。暑さの本格化とともに警戒が必要なのが「熱中症」です。

県によりますと5月、県内の熱中症疑いで救急搬送された数は75人にのぼり、過去10年間で最多となりました。

(県健康政策・感染症対策課・池辺淑子課長)
「夏になりかけの初夏と言われる時期の熱中症は、体が暑さに慣れていない原因であることが多いです」

危険な暑さから身を守るために、県は6月1日から外出時に利用できる「熱中症一時休憩所」の設置を進めています。

誰でも入れる”涼みどころ”とは?

(加賀其昌記者)
「こちらの郵便局ではスペースの一角が休憩所として開放され、空調の効く中で座って休むことができます」

一時休憩所は現在、県内の全ての郵便局のほか、薬局やコンビニなど、合わせて1171か所が指定されています。中には、ウォーターサーバーなどが整備されている施設もあり、誰でも利用できます。

(大分南郵便局・加治屋潤さん)
「地域のお客さまに安心して過ごしてもらえるよう、こちらで涼んで体調を整えていただければと思います」

県内の一時休憩所は県のホームページで確認できます。

本格的な夏を前に ”梅雨型”熱中症に注意

県内は6月4日に梅雨入りしましたが、湿度が高くなるこの時期はいわゆる”梅雨型熱中症”に注意が必要です。

(県健康政策・感染症対策課・池辺淑子課長)
「蒸し暑いとか湿度が高いときも熱中症にすごくなりやすくて、気を付けないといけない。早め早めの対策を取るのにこの一時休憩所を使っていただきたい」

熱中症は気付かないうちに症状が進行するケースがあり、早めの水分補給など基本的な対策が重要です。