クビアカツヤカミキリの捕殺ポスターで取り組み参加を呼びかける小沢主査(埼玉県越生町で)

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 【埼玉・いるま野】特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」の食害から梅の木を守るため、梅産地である越生町は、成虫を10匹捕殺するごとに500円分の商品券がもらえる制度を始めた。取り組みを通じて一般住民への周知も含め、町全体で対策を講じていく。

 2月時点で、JAいるま野越生支店梅部会は同部会員が栽培する梅の木5085本のうち524本で被害を確認している。クビアカツヤカミキリはバラ科の樹木に寄生し、幼虫が樹木内部を食い荒らす。最悪の場合は枯死に至り、伐採を余儀なくされる。全国各地で被害が確認されている。

 今回の制度は「越生町クビアカ捕殺制度〜見つけて!教えて!おごせクビアカつかまえ隊〜」。ポスターを町内小学校や役場などに掲示し、捕殺を呼びかける。

 町内在住者を対象とし、捕殺した成虫を容器に入れて町産業観光課の窓口へ持参すると、専用のスタンプカードに成虫1匹につき一つのスタンプが押印される仕組み。スタンプカードは窓口で事前登録することで受け取れる。スタンプが10個たまると、町内の飲食店などで使える500円分の商品券に交換でき、1人最大100匹(5000円)までで、予算100万円がなくなり次第終了する。

 町産業観光課の小沢隆広主査は「町民への周知を図るとともに、被害拡大を抑えられるよう対策を講じていく」と話した。

※地方版掲載記事を電子版限定で全国公開しました。