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5気筒エンジン50周年記念車の受注を開始

アウディは6月2日、5気筒エンジン誕生50周年を記念した限定車『アウディRS3 コンペティション・リミテッド』を発表、日本では100台の限定で受注が開始された。

【画像】アウディの理念を体現する5気筒50周年記念車『アウディRS3 コンペティション・リミテッド』 全26枚

今やアウディの伝統といえる5気筒エンジンは、1976年に『アウディ100』に搭載されて登場した。


アウディ5気筒エンジン50周年を記念する限定車、『アウディRS3 セダン・コンペティション・リミテッド』、『アウディRS3 スポーツバック・コンペティション・リミテッド』の受注を開始。    アウディ

1980年に登場したオンロード4WDのパイオニア『アウディ・クワトロ』とその派生モデル『アウディ・スポーツクワトロ』のモータースポーツでの活躍が高性能4WDサルーンの可能性を示し、それが現在のアウディの技術的・精神的な方向性を決定したともいえる。

本限定車のベースとなるのはRS3 スポーツバックとセダンで、ベースモデルに対してさらなる動力性能の向上とエクスクルーシブな意匠が施された。

世界限定750台のうち、日本市場へはスポーツバックが70台、セダンが30台の割り当てとなっている。

価格はスポーツバックが1399万円、セダンが1418万円で、特別色『グレイシアホワイトマット』を選択した場合は29万円高となる。なお、納車開始は2027年第1四半期の予定である。

マットカーボン仕立てのエアロを採用

『アウディRS3 コンペティション・リミテッド』のボディカラーには、『アウディ・スポーツクワトロ』へのオマージュとなる『マラカイトグリーン』と、RS3として初採用となる『グレイシアホワイトマット(29万円高)』の2色が設定された。

エクステリアには、風洞実験を経て開発された専用マットカーボン仕上げの空力デバイス(リップスポイラー、エアインレットトリム、フロントカナード、エクステリアミラー、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザートリム)が装備され、空力性能と存在感を両立させている。


アウディ5気筒エンジン50周年を記念する限定車、『アウディRS3 セダン・コンペティション・リミテッド』、『アウディRS3 スポーツバック・コンペティション・リミテッド』の受注を開始。    アウディ

足元には、マットネオジムゴールドの『10スポークデザイン19インチアルミホイール(前:9.0J、後:8J)』と、前:265/30R19、後:245/35R19サイズの前後異径タイヤが組み合わされた。

そのほか、フロントとリアにはヘリテージカラーの『RSバッジ』も装着され、特別なモデルとしてのアピアランスを構築している。

アウディの矜持が細部に宿るインテリア

インテリアは、『ブラック&ネオジムゴールド』を基調とした『ダイナミカ/レザー』仕上げで、随所に『ジンジャーホワイト』のステッチが施される。

ステッチは、マットカーボン製バックシェルを備えた『RSバケットシート』や、ダイナミカ/レザーのコンビネーションによる『ステアリングホイールおよびセンターマーカー』、『シートベルト』、そして『フロアマット(前・後)』に至るまで施され、コントラストを際立たせたスペシャルモデルならではの特別感がもたらされている。


アウディ5気筒エンジン50周年を記念する限定車、『アウディRS3 セダン・コンペティション・リミテッド』、『アウディRS3 スポーツバック・コンペティション・リミテッド』の受注を開始。    アウディ

さらに、『カーボンアトラスマット』のデコラティブパネルには『quattroバッジ』が施されるほか、センターコンソールには、世界限定750台の証明である『シリアルナンバー』が刻印され、所有する悦びを満たしてくれる。

そのほか、ドアオープン時に足元を照らす『RS3 competition limitedドアエントリーライト』、1994年の『アウディRS2アバント』へのオマージュである『専用ホワイトメーター』、さらにはエンジンの点火順序『1-2-4-5-3』のパターンで点灯する『専用ダイナミックライトアクション』など、アウディの矜持を感じさせるディテールが施されている。

最高速度リミッターは290km/hへ引き上げ

『アウディRS3 コンペティション・リミテッド』のエンジンルームにカーボン製エンジンカバーに覆われ鎮座するのは、最高出力400ps、最大トルク51kg-mを発揮する、アウディ伝説のアイコンたる『2.5L直列5気筒TFSI』エンジン。

この圧倒的はパワーは、トランスミッションの『7速Sトロニック』と、駆動力を可変制御する『RSトルクスプリッター』を備えた四輪駆動システム『クワトロシステム』を介して路面へと力強く伝達され、0-100km/hをわずか3.8秒でこなすパフォーマンスを実現する。


アウディ5気筒エンジン50周年を記念する限定車、『アウディRS3 セダン・コンペティション・リミテッド』、『アウディRS3 スポーツバック・コンペティション・リミテッド』の受注を開始。    アウディ

その5気筒独特のエンジンサウンドは、『RSスポーツエグゾーストシステム』と、特別に調整されたファイアウォール部分の遮音材によって、官能的なサウンドを響かせる。

さらに、最高速度リミッターは290km/hへ引き上げられ、それに呼応してフロントにはサーキット走行も視野に入れた制動力を持つ『RSセラミックブレーキ』が標準装備された。

フットワークには、専用開発の『3-way手動調整式コイルオーバーサスペンション』を採用、高速側・低速側の減衰力とリバウンドの個別調整が可能なほか、『強化リアスタビライザー』の採用により、ドライバーの感性に共鳴するセットアップを可能とした。

ユニークな生産行程

なお、『アウディRS3 コンペティション・リミテッド』は、その生産行程もユニークなものとなっている。

インゴルシュタット工場で特別ペイントを施しラインオフした車両は、アウディスポーツモデルやレーシングカーの組み立てを担うベーリンガーホフ工場まで輸送され、専用のサスペンションやカーボンパーツなどの架装を、熟練のメカニックが1台ずつ組み上げるられるという、特別な工程を経て完成する。

このアウディの情熱が結実した特別な生産プロセスは、同社が1970年代より掲げるスローガン『技術による先進(Vorsprung durch Technik)』を具現化したものであるという。