JRT四国放送

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徳島市文化センター跡地での県立新ホールを設計した建築家の展覧会が、6月1日夕方から開かれる予定でした。

ところが、開催する土地を管理する県が「混乱を招きかねない」と待ったをかけ、急遽、中止になりました。

中止になったのは、1日夕方から徳島市万代町の第一倉庫で始まる予定だった、建築家・石上純也さんの展覧会です。

展覧会では、「徳島文化芸術ホール」をテーマに、石上氏が設計し、文化センター跡地に建設予定だった従来計画のホールの模型や図面、約2000点が展示される予定でした。

しかし、開催3日前の5月29日夕方、貸しスペースの倉庫を所有・管理する県から、展覧会を開催する日本建築家協会の四国支部徳島地域会に、会場の管理団体を通じて中止の要請が入りました。

突然の中止要請を出した県は、「内容を否定するものではない」とした上で、理由について…。

(県港湾政策課・村上宗用 課長)
「今、徳島が新ホールの建設の手続きを進めている最中の中で、まちづくりの情報発信拠点の一つとなっている万代中央ふ頭での開催は、県が間違って発信しているというような混乱を招きかねない」

一方、展覧会の関係者からは「県の優位的地位の濫用」や「表現の自由の侵害」との声も上がっています。

石上氏も四国放送の取材に対して。

(建築家・石上純也氏)
「このような形で中止になったのは僕の中では初めて。あそこのまちづくりの方針と異なるという話しか聞いていないし、急にこのようなことになってしまってすごく悔しい」

石上純也氏は、このあと午後7時から徳島市内で会見を開き、中止の経緯や今後の対応を説明する予定です。