50代、「娘とのふたり暮らし」を再開。生活の道具にこだわり、ベランダでお茶をして心地よく暮らす
50代で住まいを大改造し、東京と京都で2拠点生活を送っている、人気インスタグラマーのしょ〜こさん。身軽になろうと「スーツケース1個にまでものを減らす」究極の捨て活にも取り組んでいます。ここではしょ〜こさんの「日々の暮らしとお気に入りのベランダ」をご紹介。期間限定だという親子ふたり暮らしの収納事情もお届けします。
※ この記事は『50代、「心地いい暮らし」は自分でさがす 東京・京都の二拠点生活、海外ひとり旅、憧れの身軽な生き方』(PHP研究所刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています

再び、娘とのふたり暮らし
2年間カナダに留学していた娘が戻ってきたのは2024年のこと。そのまま就活をするというので、仕事が決まって生活が落ち着くまでの期間限定で、東京の家で親子ふたり暮らしが再開することになりました。
久しぶりのふたり暮らし。お互い気を遣わずにいられる存在ではありますが、家はそんなに広くないし、収納にも限りがあります。というわけで、一緒に暮らすにあたって工夫することになりました。
それにしても娘の荷物、とても多い。大きな段ボールが3つ分ぐらいあるので、しょうがなく2階の押入れの半分を娘のエリアとしました。自分の子どもではあるけれど、もう成人しているんだから余計な干渉はしないことにしています。「使わないものは手放したほうがいいよ」と声をかけるぐらいにして、あとは見守ることにしました。
押入れは「木箱とカゴ」でごちゃつき防止
よく使う文具や書類関係など、個人の持ちものに関しては1階の押入れの中をエリア分けして使うことにしました。京都の家で使っていた木箱にカゴを入れ、2個は私、2個は娘用に。こうやって住所を決めておくと、片付ける場所がわかるので散らかり防止になるはず…と思っていたのに!
娘の散らかし癖はそう簡単には直りませんでした。一度は大ゲンカになるほどの言い合いになり、お互い腹を割って話すことに。娘は娘でバイトや就活が大変で、片付ける心の余裕がない。私は私で「いい大人だから」と思っていたけれど、言いたいことをがまんしていたということに気づきました。
よく「しっかり子離れできていますね」と言われるほど、ポリシーをもっているつもりだったけれど、なんだかんだ言って甘やかしてしまうものですね。
だけど、ある程度そんな自分を客観視できていればいいじゃないかとも思うのです。この春、ようやく就活にもひと区切りできそうなので、期間限定のふたり暮らしを味わっておくことにします。
ベランダで四季を楽しむ
わが家の2階には猫の額(ひたい)ほどの小さなベランダがついています。借景がなかなかいいのです。お隣は高校で、大きな銀杏(いちょう)の木や桜の大木があり、四季折々に楽しませてくれます。そして校舎。私だけかもしれないけれど、学校の校舎ってなんであんなにエモいんでしょう。青春時代を思い出すから?
ですので2階のベランダに出ると、必然的に深呼吸したくなる気持ちよさと、懐かしさでヒタヒタな気持ちになれます。
そこで考えました。せっかくの景色なんだから、ここでお茶したい。少しでも気分よく過ごせるようにしたくて、「イケア」でベランダの床に敷くシートを入手しました。これがかわいいのです! インスタグラムにアップしたら問い合わせがたくさんきたぐらい。一緒に買った黄色のチェアも置いて、くつろぎスペースとしました。
わざわざ温かい紅茶をいれて1階から持ってきて、チェアに座ってチルタイム。聞こえるのは鳥のさえずりと、高校の軽音部のベースの音。なんていい時間でしょう。この家を選んでよかった。
●物干し&洗濯カゴも長く愛用
ベランダだからもちろん、洗濯物も干さないといけません。用意したのは物干し竿と、ステンレスの物干しスタンド。スタンドはたたむと10cmほどの幅になり、使わないときはコンパクトに収納できます。だけどほぼベランダに出しっぱなしです。それでも錆(さ)びない優秀さ。見た目もシンプルなのが気に入っています。
洗濯カゴにもこだわりがあるんです。生活に使う道具ひとつとっても好きなものにしたくて、気に入るものが見つかるまで買いませんでした。ある日、洗濯カゴにぴったりの天然素材のカゴを清澄白河(きよすみしらかわ)の「ババグーリ」で発見しました。2年使い続けて今ではボロボロになってしまったけれど、毎日使っています。
好きなベランダからの景色と好きな道具のおかげで、面倒な洗濯タイムも少しはご機嫌でいられるのです。
