卒入学式・卒入園式シーズンになると、なにを着ればよいかと迷いますよね。ノーカラージャケットやワンピースなど、セレモニー服を買いたす人も多いはず。そんななか、フルタイムで働く営業職のよしいさん(30代後半)は、職場でも着ている「ネイビースーツ」で式に出席したそう。スーツを選んだ理由や、「周りから浮かない?」という不安面など、当日のエピソードとともに紹介します。

卒入学式で「なにを着るか」問題に直面

卒入学・卒入園式が近づくと、セレモニー服を1着買った方がよいのか悩みました。「スーツは周りから浮く? 仕事感が出すぎる?」と一瞬不安がよぎったのも本音です。きちんとしたセレモニー服を用意するのが母親らしいのかもしれない、とも。

【写真】入学式当日は「ネイビースーツ」で出席

しかし、同時にその1着が本当に必要か考え直しました。

●セレモニー服を買うのは当たり前?

というのも、20代の頃は結婚式に呼ばれるたびにドレスを買いたしていました。「毎回同じ服と思われたくない」と考え、何枚か用意していたのです。しかし、着る回数は限られています。クローゼットには、たまにしか出番のない服がどんどん増えていきました。

その頃を思い出して「セレモニー服も同じではないか」と思ったのです。似合うデザインを探し、価格を比べ、レビューを読む…それだけで時間も気力も使います。そして式が終われば、服はまたタンスの肥やしになる。それならば今あるもので用意したいと考え、私は「新しく買わない」選択をしました。

午前は入学式、午後はそのまま仕事へ

娘の入学式当日は、職場でも着ているネイビーのスーツで出席しました。営業職なので、スーツは身近な1着。着慣れている分、動きやすくて気持ちも落ち着きます。

その日は午前中に入学式、午後はそのまま仕事に向かいました。着替えずに移動できたのは、働くママにとってはメリットだと思います。

カバンは、きちんとして見えるトートバッグをチョイス。普段から仕事で使っているもので、学校のプリント類も入る絶妙な大きさです。

もし雰囲気を変えたいなら、写真のような小ぶりのクラッチバッグにしたり、コサージュをジャケットにたすだけでも印象が変わると思います。

式の主役は子ども。スーツも気にする必要なし

会場では予想どおり、ツイードジャケットとワンピースやスカートの組み合わせで出席しているお母さんが多く、私のようなパンツスタイルは少数派。

周りから浮くかと少し不安に思いましたが、実際はそんなことはありませんでした。気づいたのは「他人の服なんて見ていない」ということ。どの親御さんも、自分の子どもを目で追いかけるのに必死でした。式の主役はあくまで子どもです。

式に参加してみて、特別な服というよりは「清潔感とフォーマルさ」が大切だと実感しました。

●服を探す時間も出費もゼロ。「買わない」選択肢があってもよい

写真に残るのは子どもの成長した姿がメインで、母親の服は思っているほど記憶には残りませんでした。そして、セレモニー服を買わなかったことで、探す時間も出費もゼロ。式が終わってもワードローブの量はそのままです。

これから式を迎える方も「買わない」という選択肢があってもよい。今ある服を活かすだけでも十分だと個人的に思っています。