【2025年】第114回看護師国家試験の日程と概要、過去の結果と合格率
1. 第114回看護師国家試験の概要
試験日
2025年(令和7年)2月16日(日)
試験地
北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
受験願書の配布期間
2024年10月中旬以降
受験願書は各養成所で配布されるほか、郵送または窓口(看護師国家試験運営本部事務所、看護師国家試験運営臨時事務所、厚生労働省の受付窓口)にて請求できます。
受験申込期間
2024年11月8日(金)~11月29日(金)
受験手数料
5,400円(受験願書に収入印紙を貼る)
合格発表
2025年(令和7年)3月24日(月)午後2時
厚生労働省サイトの資格・試験情報ページにて、受験地・受験番号を掲載して発表されます。また合格者には合格証書が郵送されます。
2.看護師国家試験の出題、配点、合格基準
第114回看護師国家試験の出題範囲は次のとおりです。
例年の出題数、配点、合格基準は次のようになっています。
必修問題の合格基準は毎年一定で正答率80%以上、つまり、採点除外問題がない限り40点以上となります。残りの一般問題と状況設定問題の合格基準は毎年変動します。
試験当日のスケジュールは?
看護師国家試験は例年、午前・午後の二部構成になっているため、第114回試験も同じ構成になる可能性が高いです。
・午前の部(9時50分~12時30分、計2時間40分) ・午後の部(14時20分~17時00分、計2時間40分)なお例年は、午前・午後の両方で、各問題の半数ずつが出題されています(必修問題25問、一般問題65問、状況設定問題30問)。
3.過去の合格基準と合格率の推移
毎年変動する一般問題と状況設定問題の合格基準は、過去5年間の推移を見ると正答率およそ61~67%の間で推移しています。
合格点は250満点中、152~167点。一般問題と状況設定問題については、このあたりがボーダーラインになると考えられます。
看護師国家試験の過去5年間の合格率は90%前後で推移しています。
前回の第113回看護師国家試験の結果は次のようになりました。
ほかの国家資格同様、新卒者と既卒者では合格率が大きく異なります。看護師国家試験の場合、新卒者の合格率が90%以上なのに対して、既卒者の合格率はその半分以下の30%程度と大きく低下しています。
4.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請の手続きをおこない、厚生労働省が管理する看護師名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務が可能になります。申請から免許証が手元に届くまで時間がかかるので、合格後は速やかに申請手続きをおこないましょう。
住所地を管轄する保健所
保健所(一部の県については県庁)の業務時間内
〈必須書類〉
・免許申請書(指定様式はこちら) ・診断書(発行日から1ヶ月以内のもの、指定様式はこちら) ・住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの) ・収入印紙 9,000円(申請書内に添付)〈登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要〉
・登録済証明書用はがき(所定の様式) ・所定料金の切手(速達を希望する場合は速達分の切手)免許登録後、免許証が手元に届くまでは2~3ヶ月ほどかかります。その間に登録済証明書の提出を求められる職場もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。登録済証明書用はがきは、主に保健所で配布しています。
参照:資格申請案内 |厚生労働省
試験に関する問い合わせ先
看護師国家試験運営本部事務所
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目6番11号 TFTビル東館7階
電話番号:03-5579-6903
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