お土産の調達なら「地元のスーパーで買うのが安い!」という、不定期連載の人気シリーズ。

日本国内に加え、時々「番外編」として、海外のスーパーマーケットで調達したい、また実際に調達したお土産も、随時紹介している。今回、世界一の人口を誇る大国「インド」を紹介する。

インドでまず買い物をする際に気を付けないといけないのは、かの有名な「カースト」である。インドに慣れていなければ、ショッピングモール内にある高級スーパーに行くことを強く勧める。庶民のスーパーはインド慣れしていないとまともに買い物すらできないだろう。

インドといえば「カレー」のイメージがぱっと思い浮かぶはず。インドカレーの本場だけに「スパイス」は膨大だ。容器入りのほか、量り売りもしている。スパイス好きにはたまらない空間だろう。

本場のインドカレーを持ち帰りたいなら、電子レンジで温めるだけの「インドカレーのレトルト商品」もある。種類は多くないが、手軽さがやはりいい。

また、インドは「お茶」大国。特に、北インドは、お茶の文化が強い。インドのお茶は定番の土産で、種類も膨大に多い。

最もおすすめは、北インドが産地の「ダージリン」「アッサム」など。また、インドといえば「チャイ」もあり、ティーバッグやスティックタイプなど、バラまき用にもおすすめ。いずれにせよ、種類が多く、量や値段も千差万別だ。お茶は賞味期限が長いのもいい。

インドには「コーヒー」もある。北インドがお茶なら、南インドはコーヒー。インスタントコーヒーもあり、その多くが南インド産だ。首都デリーだとインド全土の商品が手に入る。

インドのお菓子は、実はかなりおいしい。特に「FEBELLE」のチョコレートは、スーパーで買えるチョコレートの中でもレベルが高い。

値段は日本とほぼ同じか割高だが、買って帰る価値はある。高級スーパーであれば、味の種類も多い。

スナックも、とてもおいしい。旅行ガイドブックだと、マサラ味のポテトチップスなどがよく紹介されているが、普通の塩味なども絶品なので、ぜひ食べてみてほしい。このポップコーンも1袋90円ほどで、試食するとあまりにおいしく、爆買いしてしまった。

インド風中華に「マンチュリアン」という料理がある。マンチュリアン=満州風という意味だが、わかりやすく言うと、インド風の中華団子のこと。

野菜にチャナベーサン粉と小麦粉を合わせて練った団子は、肉が入っていないのに食べごたえあり、ピリ辛の味付けが絶妙。おなじみ「クノール」がマンチュリアンミックスを売っており、これでインド中華が再現できる。

そのクノールは、粉タイプのスープも販売。インドらしい辛い味などはないが、1袋20〜30円で、個包装で売られているのは汎用性が高い。インド旅のおともに、日本に帰ってからオフィスなどでも使いやすいだろう。

いまや世界のカップ麺、日清の「カップヌードル」のインド版は、カレー味がメイン。マサラ味など日本では見かけないカップ麺は、お土産としてネタになる。しかも1カップ70円弱。大きさは、日本のカップ麺よりやや小ぶりだ。

(Written by AS)