Microsoftは7月19日(米国時間)、「Nearby Share for Windows on Android is now available」において、PCとAndroid端末の間でファイル共有できるようにするアプリ「Nearby Share」Windows版の正式リリースを発表した。これによって、近くに置いたAndroid端末とWindows PCの間で、写真や動画、ドキュメントなどを簡単に送受信できるようになる。

Android端末とWindows PCでファイル共有を可能にする「Nearby Share for Windows」

Nearby Shareは、Android端末間で簡単にファイルを送受信するための仕組みで、Apple製品に搭載されているAirDropのAndroid版とも言える機能である。Android OS 6.0以降の端末に標準搭載されており、追加のアプリをインストールすることなく利用できる。

Windows版Nearby Shareは、このファイル共有できる対象をWindowsまで拡大するもの。Windowsとのファイル共有を行うためには、Windows PC側に「Nearby Share for Windows」アプリをインストールする必要がある。Nearby Share for Windowsは次の公式サイトから入手できる。

Windows 用の新しいニアバイシェア アプリ | Android

Googleでは、PCとAndroidのファイル共有をよりシームレスにするために、引き続きWindows版Nearby Shareの改善に取り組み、新機能を追加していく方針だという。