明治安田生命J2リーグ第5節。静岡県勢3クラブが激突する「静岡三国決戦」は3月18日、第1ラウンドとなるジュビロ磐田と清水エスパルスの一戦が行われました。会場のエコパスタジアムには2万3,000人に迫るサポーターが詰めかけました。

【写真を見る】「静岡三国決戦」第1ラウンドは互いに打ち合うも痛いドロー 藤枝は3連敗

磐田と清水は、J2では初対戦となり、プライドがぶつかり合いました。試合は前半2分、縦パスに抜け出した磐田のFW後藤啓介が初スタメンでいきなりの先制ゴールを決め、17歳の新星が期待に応えます。

一方、清水も前半42分、FWディサロ燦シルヴァーノからMF西澤健太とつなぎ、締めはFWチアゴサンタナの強烈なシュートで同点。2022シーズンJ1得点王がようやく今季初ゴールとなりました。

後半21分、磐田は右サイドからのクロスにMF松本昌也が頭で合わせ勝ち越しに成功。しかし、清水は42分、こぼれ球にFWチアゴサンタナが反応し、執念の同点弾を決め、プライドをかけた戦いはともに痛い引き分けに終わりました。

静岡三国決戦の“歴史的開幕戦”はともに痛いドロー

藤枝MYFCは19日、東京ヴェルディを迎えたホームゲームで0-5の敗戦。3連敗と厳しい戦いが続きます。

明治安田生命J3リーグは第3節。アスルクラロ沼津は18日、ホームでヴァンラーレ八戸に0-1で敗れました。沼津は多くのシュートを放ちましたが、ゴールをこじ開けることができず、手痛い敗戦となりました。