果たしてこの夏、クリスチアーノ・ロナウドの思惑通りに、事は運ぶことになるのだろうか。伝えられるところによれば37歳のアタッカーは、引き続きマンチェスター・ユナイテッドからの退団を希望しており、一方で有望な引き受け先が見出せないことからも留まる日々が続いているところだ。
 
 しかしながらアスレティックによればエリック・テン・ハフ監督は、これまで幾度となくロナウドが構想に含まれていることを強調していたものの、現在は売却に前向きだと報道。一方でクラブの広報担当者によれば、「クラブとしての立場に変化はありません」とのことだが、ただ契約最終年度にあるポルトガル代表主将はチャンピオンズリーグ出場を果たせるクラブへの移籍を希望している。

ジェイミー・ヴァーディも候補に

 そしてマンチェスターUではストライカーを引き続き模索しているところ。これまでにはアルバロ・モラタ、ラウール・デ・トマスなどの名前が浮上してきたが、さらにここにきてアスレティックは、レスターのジェイミー・ヴァーディの名前を指摘。なお2020年に得点王を獲得した35歳は、現在は契約最終年度に突入しているところ。
 

ファヴレ監督、カバーニへの関心の明言を避ける

 また同じ35歳のアタッカー、エディソン・カバーニについてはこの夏マンチェスター・ユナイテッドを退団し、現在はフリーの状況が続いているところだが、移籍先として有力視されている仏1部OGCニースのファヴレ監督は、同選手への関心について明言をさめた。日曜の試合後、同じく噂としてあがっているバンバ・ディエンと共に「2人とも興味深い選手としかいいようがないね。取り組んでいるのは私じゃないんだ」とコメント。ただ伝えられるところではニース首脳陣は、カバーニの獲得を現実的なものとして捉えているようだ。