エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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ロイヤルズ戦2日間で2発&0封13Kと大暴れ

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が、102年間で初の大暴れを見せた。21日(同22日)の本拠地ロイヤルズ戦で3安打2本塁打。キャリアハイの8打点をマークした。翌日の同戦では投手としてマウンドに上がり、メジャー自己最多の13奪三振を記録するなど8回2安打無失点。6勝目を挙げた。米記者は大谷のスイングに魅了された様子。「最も機械的なスイング」と伝えると、「美しい」「マツイに似ている」などとコメントが集まっていた。

 ロイヤルズ戦では投打に活躍した大谷。米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者が魅了されていたのは、21日の試合で放った14号3ランのスイングだった。真ん中付近の投球を完璧にとらえた大谷は、会心の打球の時に時折見せる、ピョンと跳ねるような動きも見せ、悠々と打球方向を見守りながら“確信歩き”をしていた。

 カラビス記者は自身のツイッターに「このショウヘイ・オオタニの本塁打は今まで見てきた中で最も機械的なスイングだったように思える。超綺麗だった」と記し、実際の映像も公開した。米ファンからも「その通り」「神から与えられたスイング」「ケン・グリフィーJr.のよう」「美しい」「グリフィーだ」「ヒデキ・マツイのスイングに似ている」「これを見てグリフィーを思い出した」などとコメントが集まっていた。

 大谷はこの日、3点を追う9回にも一時同点となる15号3ランを放ち、犠飛2本も合わせて8打点。翌日の試合には投手で8回を投げ抜き、13奪三振の力投で6勝目を挙げた。MLB公式サイトによると、打点が公式記録となった1920年以降、8打点をマークした翌日に2ケタ奪三振を記録したのはメジャー初。102年間で例のない躍動だった。

(THE ANSWER編集部)