【日本代表レポート】酒井宏樹よりも得点力の高い右SBとは
ワールドカップ本大会のと黒くメンバーは23人。通常、GKは負傷者が出ても他のポジションの選手で代用できないため3人が選ばれるため、フィールドプレーヤーは20人ということで、単純に考えれば1ポジションあたり2人ということになる。
では酒井が起用できない場合、誰が右サイドバックを務めるのか。ハノーファーでプレーする27歳、室屋成か、あるいはアーセナルで右サイドを務める冨安健洋をコンバートするか。国内組では川崎の28歳、山根視来が有力候補だ。
今回の合宿に参加している山根は初日から軽快な動きを見せた。酒井が一番手である事は変わらないにしても、室屋がケガで招集されなかった今回、山根には大きなアピールの場になる。山根は2021年11月もベトナム戦、オマーン戦とアウェイ2連戦で出場しており、コンビネーションも上がってきた。
このサバイバルを山根は「僕は去年(代表に)入ったばかりのチャレンジャー」「自分が出来ることを精一杯表現する」という。そして自分の特長の「フィニッシュに絡んでいくところ、数字を残しているところで勝負したい」と語った。
2021年のJリーグで、酒井は14試合出場で2得点、山根は37試合で2得点と、得点力の高さは酒井のほうが上だった。だが代表チームでは酒井が68試合で1得点、山根は6試合で1得点と山根が上回る。
1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦と、もし山根に出場機会があるとすればアピールすべきは守備の能力とともに攻撃力になるだろう。そしてもしゴールを挙げ、得点力不足に苦しむ日本を救えばワールドカップがチームにも山根にも近づいてくる。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】
