山根視来

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18日、国内組による日本代表候補のトレーニングは2日目を迎えた。選手たちはワールドカップアジア最終予選での勝利を目指すのとともに、日本代表チームでの生き残り、そしてワールドカップ出場メンバー入りを狙っている。

ワールドカップ本大会のと黒くメンバーは23人。通常、GKは負傷者が出ても他のポジションの選手で代用できないため3人が選ばれるため、フィールドプレーヤーは20人ということで、単純に考えれば1ポジションあたり2人ということになる。

現在の日本代表で、森保一監督は守備ライン以外、いろいろな選手を試してきた。逆に言えば守備ラインは、酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都の信頼が厚く、DFはまずこの選手たちのバックアップを狙わなければならないだろう。

では酒井が起用できない場合、誰が右サイドバックを務めるのか。ハノーファーでプレーする27歳、室屋成か、あるいはアーセナルで右サイドを務める冨安健洋をコンバートするか。国内組では川崎の28歳、山根視来が有力候補だ。

今回の合宿に参加している山根は初日から軽快な動きを見せた。酒井が一番手である事は変わらないにしても、室屋がケガで招集されなかった今回、山根には大きなアピールの場になる。山根は2021年11月もベトナム戦、オマーン戦とアウェイ2連戦で出場しており、コンビネーションも上がってきた。

このサバイバルを山根は「僕は去年(代表に)入ったばかりのチャレンジャー」「自分が出来ることを精一杯表現する」という。そして自分の特長の「フィニッシュに絡んでいくところ、数字を残しているところで勝負したい」と語った。

2021年のJリーグで、酒井は14試合出場で2得点、山根は37試合で2得点と、得点力の高さは酒井のほうが上だった。だが代表チームでは酒井が68試合で1得点、山根は6試合で1得点と山根が上回る。

1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦と、もし山根に出場機会があるとすればアピールすべきは守備の能力とともに攻撃力になるだろう。そしてもしゴールを挙げ、得点力不足に苦しむ日本を救えばワールドカップがチームにも山根にも近づいてくる。

【文:森雅史/日本蹴球合同会社】