体温と大気の温度差で発電
従来技術では、ナノワイヤーを長くして熱抵抗を大きくし、温度差を大きくする方法が一般的だったが、この方法は熱漏れを防ぐためにシリコン基板に空洞をつくる必要がある。製造コストが高く、強度が低下する課題があった。また、構造的に高密度に集積できず、小型化が難しかった。
新技術は、シリコン基板を薄くし、基板の表面から裏面へ適切に熱の流れを制御することで、短いナノワイヤー中に大きな温度差を発生させる。基板に空洞をつくる加工は必要なく、通常の半導体集積回路と同じ方法で作成できるため、大量生産により製造コストを低減できる。
