レシートは侮れない!消費者の購買分析に重宝がられる理由
性別や年齢、家族構成、年収などの属性情報と照らし合わせて購買理由を分析する。取得した各商品のアンケート結果をメーカーに販売する。メーカーは消費者の生の声を手に入れることができる。
サービスの要となるのがレシートやコメントを寄せる消費者の存在だ。2013年にクレディセゾンと提携し、クレディセゾンの顧客が購買理由をリポートすると、ポイントサイト「永久不滅.com」にポイントを還元する仕組みを構築した。現在約20万人から月15万枚のレシートを取得している。
これまで20社程度のメーカーにサービスを提供してきたが、SBFの中村晃取締役は「メーカーのニーズに完全には応え切れていない」とする。
「当社の顧客であるメーカーが欲しいのは新商品発売1週間程度の動向。発売直後ならば、販売戦略を大きく変えることも可能だからだ。ただ、これまでは商品によって、必要なサンプル数が集まらない時もあった。母数を増やすことで、幅広いメーカーにアプローチができるようになる」(中村取締役)。
クレディセゾン以外の企業とも提携し、18年度に協力する消費者数を現在の約5倍の100万人に増やす方針だ。すでに提携交渉しており、中村取締役は「提携企業側も自社の顧客へのポイント還元などサービス拡充につなげるだけでなく、インターネットでは把握できない生の情報を欲しがっている」と手応えを示す。
(文=栗下直也)
