菅直人首相は26日、官邸で退陣会見を開いた。会見で首相は3月11日の東日本大震災に触れ、「自衛隊の働きぶり、指揮官として感無量」、諸外国からの支援については「世界に恩返しができる日本にならなければ」と述べた。また、自身の政権運営については、「歴史の評価は後世の人に委ねたい」、「説明不足があったことは申し訳ない」と述べた。原発事故直後、福島第一原発を視察に行ったことが現場の作業を遅らせたのではないかとい