「正直、会話のネタがなくて困ることもあるよ」とは、毎日同僚2人と一緒にランチを食べているという友人から聞いた言葉。確かに、毎日同じ顔ぶれとなると、ときには会話に困ることもありそう。ランチタイム、働く女子たちはどんなことを話題に選んでいるのでしょう? さっそく聞いてみると……。

■「意外に盛り上がるのは『美容』ネタ」(25歳/IT)
「『最近、肌の乾燥が気になって美容液を使いはじめた』『母の誕生日プレゼントに美顔器をあげた』などの話をきっかけにはじまる美容ネタ。『これがいいよ!』とオススメしあったり、普段使っている化粧品、肌の手入れ法の変遷(前はこうだったけど、年齢とともに今はこうしている)の話になります。雑誌を見ながら『肌荒れに効くサプリとかエステとかやってみたいねー』なんて、みんなで妄想することも」

これぞ女子の口コミ! 友人からオススメされると断然使ってみたくなることってありますよね。

■「時と場所によって、臨機応変に会話も対応」(27歳/美容)
「子どものころに見ていたアニメ、好きだったアイドル、学生時代に流行ったもの……。同世代ならいいけれど、先輩お姉さまの前では躊躇します。恋愛や結婚の話も盛り上がるけれど、別れたばかりの同僚がいる場合は気を遣いますよね」

同世代ネタ、先輩社員に気を使いつつも、後輩社員に気を使われると微妙な気持ちになったり。

■「プライベートな話はなるべく避けます……」(30歳/証券)
「あくまで会社組織の仲間。自分の私生活をベラベラ話しても、価値観のちがいから悪い噂が立つこともある思う。以前『離婚しようかと思ってる』と同期に打ち明けた際、後日みんなが知っていたなんてことがありました。なるべくプライベートの話は避けて、無難にテレビ番組の話や、見たい映画の話を選ぶ」

「個人の話」は、盛り上がるネタでもあるけれど、リスクも伴いがち。このほか、避けたい話題として「特定の人に関する批判や愚痴」を挙げる人もいました。「聞いていて気持ちのいいものではない。たまーにこぼすぐらいならいいけど、毎日こんな話題ばかりの人はちょっと……」(26歳/金融)とのこと。

「ランチタイムはけっこう気疲れする」というような意見が多かった中で、中には次のような意見もありました。

■仲よし同期と前向きに仕事の相談(30歳/広告)
「同期4人で毎日一緒にランチ。お客様への対応の仕方など仕事のことを話していると、1時間はあっという間。みんなポジティブなので、話していると元気をもらえます。毎日のランチタイムが楽しみ!」

気が合う仲間がいて、仕事を楽しんでいるからこその意見。うらやましいですね!

ほかには「社内の身内ネタ」「休日の過ごし方」「テレビや芸能人」などの会話が多い傾向に。午後からの仕事に気合いを入れられるようなランチタイムを過ごしたいですよね。あなたのランチタイムは、どんな時間ですか?

(橋本範子+プレスラボ)





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