フィオレンティーナMFマヌエル・バルガスが3つのビッグクラブの獲得目標となっている。だが、この争奪戦はユヴェントスが確実にリードしているようだ。2月6日に行われた両クラブの対戦の前に、ユーヴェのロベルト・ベッテガ副ゼネラル・マネージャーがバルガスと代理人にオファーを提示したと見られる。

フィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノSD(スポーツ・ディレクター)のテーブルには、最初に獲得に動いたレアル・マドリー、そしてマンチェスター・シティからの魅力的なオファーが届いている。また、インテルも進展を注意深く見守っているようだ。バルガスの移籍金は2500万ユーロ(約30億円)に設定されており、これはヴィオラがカターニアから同選手を獲得したときの倍額となる。

一方、クラブは放出だけでなく補強にも動いており、キエーヴォDFアンドレア・マントヴァーニの獲得に近づいているようだ。また、コルヴィーノSDはカターニアMFエゼキエル・ジャマのことも追っている。サンプドリアとパレルモが関心を示すDFマヌエル・パスクアルが、退団するかもしれないからだ。

パスクアルの契約は今季限りとなっているが、まだ1年間の契約延長を受け入れていない。また、2011年までの契約を結ぶDFジャンルカ・コモットも、右サイドバックのロレンツォ・デ・シルヴェストリがブレイクしたことで、移籍する可能性がある。