Windows PCのシェアを奪い続けるGoogleの激安ノートPC「Chromebook」に対抗して、Microsoftが約2万円の激安Windows 10搭載ノートPC　「Cloudbook」を登場させる予定で、第1弾としてAcerから「Aspire One Cloudbook」がアナウンスされていましたが、予定通り、その発売が決定しました。

Made for the Cloud: Acer Introduces Aspire One Cloudbook Powered by Windows 10

http://us.acer.com/ac/en/US/press/2015/162099

Acer Announces Ultra Low Cost Cloudbooks With Windows 10 Home

http://www.anandtech.com/show/9488/acer-announces-ultra-low-cost-cloudbooks-with-windows-10-home

これが正式に発表されたAcerの激安Windows 10ノートPC「Aspire One Cloudbook」。CPUはIntel Celeron N3050(1.6GHzデュアルコア)、メモリはDDR3L 2GB。IEEE 802.11.acのWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応します。



画面サイズ11.6インチ(1366×768)の「Cloudbook 11」は、ストレージ容量16GBモデルが169.99ドル(約2万1000円)、32GBモデルが189.99ドル(約2万4000円)。



サイズは縦201.9mm×横292.1mm×厚さ17.8mmで重さは1.15kg。バッテリー駆動時間は最大7時間。



USB3.0ポート×1、USB2.0ポート×1、HDMIポート、SDカードスロット、イヤホンジャックを備えています。



画面サイズ14インチ(1366×768)の「Cloudbook 14」はストレージ容量32GBモデルが199.99ドル(約2万5000円)で、64GBモデルも用意される予定。サイズは縦235.0mm×横339.3mm×厚さ17.8mmで重さは1.59kg。バッテリー駆動時間は最大6時間となっています。



Cloudbook 11/Cloudbook 14ともに、1TBのOneDriveとOffice 365 Personalの1年間の利用権付きで、「Cloudbook」の名に恥じない内容。なお、Aspire One Cloudbook 11は2015年8月内に、Aspire One Cloudbook 14は2015年9月に発売予定となっています。

激安Windows 10ノートPC「Cloudbook」の登場によって、Chromebookが大きくシェアを伸ばしていた低価格ノートPC市場は、今後、さらに激戦になっていきそうです。