株式会社ミライ企画の代表取締役であり、ロックバンド『juJoe』のボーカル・ギターを務める平井拓郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「【残酷な真実】2005年に戻ってSUPER BEAVERの曲をパクっても、あなたが絶対に売れない理由【結論】」を公開した。動画では、「売れたバンドの曲をタイムリープして先にやったら売れる?」という斬新なテーマのもと、SUPER BEAVERを例に挙げ、ヒットの裏にある本質的な理由とバンドマンに求められる圧倒的なカリスマ性について語っている。

近年、東京ドーム公演の決定や映画の興行収入など、音楽シーンで大躍進を見せるSUPER BEAVER。平井氏は、2013年頃に彼らと対バンをした自身の経験を踏まえ、「もし2005年に戻ってSUPER BEAVERの真似をしたらどうなる?」という疑問を提示する。検証の比較対象として、ビートルズが存在しない世界で彼らの名曲を歌って大スターになる映画『イエスタデイ』を紹介。ビートルズのような「楽曲無双型」であれば、曲の力だけで時代を超えて成功する可能性があると指摘した。

一方で、SUPER BEAVERの場合は単純な楽曲の良さだけでは成立しないと語る。動画内では、バンドの売れ方を「ライブ無双型」「楽曲無双型」「SNS無双型」「人脈無双型」の4パターンに完全分解する図解を提示。SUPER BEAVERはすべての要素を兼ね備えつつも、特に「ライブ無双」の比重が大きいと分析する。平井氏は対バン時代を振り返り、「彼らはガラガラの場所でも『これがいかに決まってるやろ!どうよ!?』とお客さんに見せる姿勢がものすごく大事」と述べ、ブレイク前から揺るがない圧倒的な自信を持ってステージに立っていたことを明かした。

そのため、楽曲の知識だけを持った若者が過去に戻って猿真似をしたところで、ボーカルの渋谷龍太氏らが持つ壮絶な挫折経験や人間性、カリスマ性に依存している部分が大きく、同じような大成功を収めることは極めて難しいと結論づけた。「自信を持ってやれば結果が出る可能性はある」と前置きしつつも、結局は過去に戻って本人たちを探し出し、メンバーにするのが一番早いと笑いを交えて語り、単なる楽曲の模倣だけでは決して超えられない「ヒューマンパワー」の重要性を強く訴えかけている。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。