ペルー南部で1日、「ナスカの地上絵」上空を遊覧飛行する小型機が墜落した/Elvis Comasongo/Reuters via CNN Newsource

(CNN)ペルー南部のイカ県で1日、ユネスコの世界遺産に登録された「ナスカの地上絵」上空を遊覧飛行するアエロディアナの小型機が墜落し、欧州からの観光客11人と乗員2人が死亡した。

ペルー運輸通信省は2日、アエロディアナが航空規則や運航手順に従っていたかどうかを検証すると表明。この調査が完了するまで同社は全便の運航を停止しなければならないと発表した。

これに先立ち現場付近で記者団の取材に応じた貿易観光相によると、同機は乗員が機械系の問題を報告した後に連絡が途絶えていた。

墜落したのは乗客12人が搭乗できるセスナ208B型機。ナスカ飛行場の管制塔に非常事態の連絡が入ったのが最後の通信だった。

航空事故調査委員会はこの通信内容や飛行経路、機体の残骸などを調べて原因の究明を進めている。

同機に搭乗していた観光客はスペイン人2人、イタリア人7人、ドイツ人2人の計11人。乗員2人はペルー人だった。

同機は現地時間の1日午後1時ごろ。ナスカ地上絵の遊覧飛行のためピスコ空港を飛び立った後、ナスカ飛行場から約2キロの地点で墜落した。

ナスカでは2022年と10年にも、地上絵見物の外国人観光客が死亡する墜落事故が起きていた。