水原一平受刑者の出所後を警戒する大谷翔平(写真/アフロ)

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 水原一平受刑者(41才)の収監で収束していた不正送金騒動が、まさかの展開で再び動き始めた。第2子誕生で新たな生活を送る大谷翔平が警戒する、最悪の事態とは──。

【写真】メガネ姿で帰国、髪をなびかせ颯爽と歩く真美子さん。他、最新の黒ベントレーでスタジアム入りする大谷翔平やベビーカーを持ち上げる大谷翔平なども

模範的な態度ですでに刑期が半年近く短縮

 都会の喧騒から遠く離れた、アメリカ東部・ペンシルベニア州の森林地帯。そこに、有刺鉄線が張り巡らされた二重のフェンスで厳重に囲まれた巨大な施設がある。詐欺や脱税といった、非暴力的犯罪者を収容する「アレンウッド・ロー連邦刑務所」だ。

 朝5時の点呼で一日が始まる。朝食を済ませた後にベッドを整え、7時30分から義務付けられた労務をこなす。夕食後は自由時間となり、テキスト限定の電子メールのほか、毎月300分を上限に1回15分までの電話が許可される者もいる。この施設で約1000人の受刑者とともに服役生活を送っているのが、大谷翔平(32才)の元通訳・水原受刑者だ。

「水原受刑者は2021年から約2年間にわたり、大谷選手の銀行口座から約1697万ドル(当時のレートで約26億円)を不正送金し、違法スポーツ賭博の借金返済に充てたとして起訴されました。2025年2月、大谷選手への全額賠償と米内国歳入庁への追徴課税約115万ドル(約1億7000万円)の支払いが命じられ、禁錮4年9か月の判決が確定。同年6月にアレンウッドに収監されました」(現地ジャーナリスト)

 水原受刑者が収監されて以降、同騒動がメディアなどで取り上げられる機会は激減。事態は完全に沈静化したかに見えたが、いま新たな局面を迎えている。

「米スポーツ専門局『ESPN』が、事件の真相に迫った全6話のドキュメンタリー番組をポッドキャストで配信すると発表したんです。番組タイトルは『The Betrayal of Shohei Ohtani(ショウヘイ・オオタニを裏切った男)』。当時の捜査関係者への取材をはじめ、水原受刑者への90分に及ぶインタビューも公開すると告知しました。沈黙を破る突然の出来事に、水原受刑者の逆襲が始まるのでは、とみる関係者もいます」(前出・現地ジャーナリスト)

 この発表を受けてロサンゼルス・ドジャースの専門メディア「ドジャース・ネーション」も即座に反応。「水原一平による大谷翔平への裏切りを探る」との記事を配信し、《水原氏の証言で、とてつもない物語の真相が明らかになる》と報じたことで、現地の注目度は一気に再上昇した。

「水原受刑者は"出所後の準備"を急いでいるようにも見えます。米連邦刑務所局には、模範的な態度を示すことで刑期が短縮される"Good Time Credit"という制度がある。彼は模範囚として過ごしているとみられ、収監当初は2029年7月だった出所予定日が、今年に入り2029年4月へ前倒しされました。さらに現在は2029年1月へと早まっています。わずか1年ほどで半年近く短縮されており、このペースなら2028年中の出所も充分にあり得ます」(在米の法曹関係者)

 刑期を終えた後は日本への強制送還が確実視されている水原受刑者だが、今後の生活は苦境に立たされることが予想される。たとえアメリカを離れようとも、大谷への巨額の賠償金と追徴課税の返済義務が消えるわけではない。そのため、「今後の食いぶちは大谷」との見方が強まっている。

「ニューヨーク州には"犯罪者が事件の暴露やメディア出演で得た利益は被害者への補償に充てなければならない"と定めた法律が存在します。水原受刑者が裁かれたカリフォルニア州にも類似の法律はありますが、表現の自由の観点から適用のハードルが高く、"抜け道"があるとの指摘もあります。そのため大谷選手との関係をネタに、法の網をかいくぐって金を稼ぐ可能性は否定できません」(前出・在米の法曹関係者)

大谷が警戒する水原受刑者の"前科"

 さらに、水原受刑者を巡ってはドラマ化の大型企画も進行中だ。制作を手掛けるのは大手映画プロダクション『ライオンズゲート』の傘下のケーブルテレビ局。監督には大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズで知られるジャスティン・リンが内定している。

「抜群の話題性がありながらも、表立って制作の進捗が見えてこない背景には、制作サイドが水原受刑者と慎重にコンタクトを取り続けており、新たな証言を引き出そうとしているからだとも噂されています」(在米映画関係者)

 こうした一連の"不穏な動き"に、人一倍神経をとがらせているのが、ほかでもない大谷自身だ。

「自身の影響力で家族に危険が及ばないよう、大谷選手は徹底して家庭を守り続けています。6月下旬に第2子が誕生したばかりのいまは、極めて気を使う時期です。試合日であっても球場入りの時間を遅らせて家族との時間を優先し、愛車をより安全性の高い大型車に乗り換えたといいます。また、真美子夫人の育児負担を少しでも減らすため、2人乗りベビーカーの導入も検討しているそうです。

 それほど細やかな気配りで家族を愛おしむなかでの"肉声インタビュー公開"の一報ですから、気苦労は察するに余りあります」(スポーツ紙記者)

 大谷がここまで強く警戒する理由は、水原受刑者に"前科"があるからにほかならない。公判中だった2025年1月、水原受刑者側が量刑の軽減を求めて裁判所に提出した申立書の中で、家族しか知り得ない極めてプライベートな情報が暴露された経緯があるのだ。

「2024年2月に大谷選手が結婚を発表した際、水原受刑者は自身の多忙ぶりを法廷で主張するため、大谷夫妻の"婚前契約"に向けて日米の弁護士を調整した事実を明かしました。当時、大谷選手が婚前契約を交わしていたことはビッグニュースになりましたが、そればかりか、愛犬・デコピンの世話や極秘帰省の手配といった"裏方業務"まで包み隠さず記されていたのです。

 こうした水原受刑者のやり口を知っているからこそ、今後、真美子夫人や愛する家族のプライバシーが再び彼の口から流出してしまうのではないかと、一層警戒を強めているようです」(前出・スポーツ紙記者)

 家族を守る戦いが、ゲームセットを迎えることはないようだ。

※女性セブン2026年8月13日号