レタスがサイクロスポラ症の集団感染に関係していることが16日、明らかになった/deepblue4you/E+/Getty Images/File

(CNN)米国で感染者が増え続けている寄生虫感染症の「サイクロスポラ症」について、米食品会社テイラーファームズが供給してファストフード大手タコベルの一部店舗で使われたレタスが関係していることが分かった。調査に詳しい関係者が16日に明らかにした。

サイクロスポラ症は激しい下痢の症状を引き起こす腸の疾患で、米疾病対策センター(CDC)の14日の集計によれば、感染が確認された症例や疑いのある症例は5月1日以来、全米で約7000例に上る。確認された症例だけでも前年同時期の6倍を超えており、少なくとも141人が入院した。

レタスに関連した集団感染は中西部が中心で、ミシガン、オハイオ、ウェストバージニア、ケンタッキーの4州で少なくとも400例の症例が特定された。関係者がCNNに語ったところによると、原因となったレタスはこの4州のタコベルで販売されていた。ただ、それ以外の場所でも供給されていた可能性がある。

テイラーファームズは全米のスーパーや飲食店に食品を供給している。影響を受ける商品の点数や所在は確認できていない。

タコベルは14日、慎重を期すため自発的に一部の店舗で特定の食材の使用を見合わせると発表した。

テイラーファームズの商品は過去の集団感染にも関係していた。2024年にはスライスオニオンを原因とする大腸菌の集団感染が発生。レタスに関連するサイクロスポラ症の集団感染は13年にも起きていた。