即売会の新たな工夫「いけずペットボトル」 同人誌を守る手軽な対策に反響
オタクの夏の祭典コミックマーケットまで、残り約1か月。2日間で約30万人が来場するともされており、会場内は信じがたいほどの混雑に見舞われます。
もちろんスペース(サークル参加者が自作を頒布する場所)前の通路も例外ではありません。そして狭い通路を右からも左からも参加者が次々に流れていく中で、悪意なくスペースにぶつかられてしまうということも。
そんな不慮の事故を防ぐためのライフハックが、Xで話題を集めています。
Xユーザーのつくしさんがこのほど投稿したのは、自身が参加した同人誌即売会での体験を描いた1ページ漫画。

漫画内ではつくしさんのスペースに通行人のバッグが当たってしまい、その拍子に落ちた同人誌の端っこが折れてしまうというトラブルが発生します。
情熱を注いで作った同人誌が傷ついてしまうのは、たとえ相手に悪意がなくても悲しいこと。
そこでつくしさんは考えた末に「机のはじにペットボトルを置く」というアイデアを思いつきます。実際に試してみると、猫よけさながらに回避してもらうことができたのでした。
この平和的かつ手軽なライフハックを取り上げた投稿は3.5万件を超すいいねを集め、コメントや引用欄には「当たったら落ちるというのが想像しやすいから避けやすいんだろうな」「覚えとこ…!!」といった声が相次ぎました。
また京都などで敷地の角に車よけとして石を置く「いけず石」になぞらえて「いけずペットボトルだ」「やはりいけず石は理にかなっているんだな……」といった声も上がっていました。
つくしさんによれば、スペース前の通路が混み合っていると、今回のようにぶつかられてしまうのはたまに起きてしまうことだそうです。
ぶつかられたあと、同人誌を置く場所を変えるなどしてみたものの効果は得られなかった、と話すつくしさん。
対策としてペットボトルを選んだのは「高さがあるものでも置いたら通行する人の視界に入るかな」と思ったからだそう。手元にある中でちょうどよかったのが、ペットボトルだったとのことです。
対策後に前を通った参加者たちは、ペットボトルに気がついてというよりは、反射的に避けているような印象だったようで「交差点で無意識に対面の歩行者を避けるような感じだと思います」と推測していました。
つくしさんが置いたペットボトルは中身入りだったため、蓋はしてあったものの「ぶつかったらこぼれて自分が濡れる」という当事者意識が芽生え、回避に一役買っていたかもしれません。
特別な準備も必要ないため、今夏のコミケをはじめ、同人誌即売会に参加する際の参考になりそうです。
<記事化協力>
つくしさん
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026071402.html
