※画像は生成AIによるイメージです

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「山手線で見かけるサラリーマンのほとんどが着用しています」――メンズファッションバイヤー・MBさんが、細身のきれいめポロシャツについてこう指摘しています。90年代後半から夏メンズの絶対的定番で、ユニクロのカノコポロシャツやエアリズムポロも毎シーズン人気ランキングの上位常連。「間違いのない一着」として愛用している方も多いはずです。
ところがMBさんは、この定番中の定番に「もう買っちゃダメ」と警告しています。その理由とは――。

今回ご紹介するのは、昨夏に大きな反響を呼んだMBさんの記事から、この夏あらためて読み直したい話。あなたが毎日のように使っているあのアイテムも、もしかすると見直しの時期かもしれません。

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◆もはや時代遅れなのに、なぜか身に着けてしまうアイテム

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。よろしくお願いします。

 今回は「時代遅れ」「ダサい」「着こなしが難しい」……そんなアイテムをご紹介します。

 ファッションの世界はどうしてもトレンドがついてまわるもの。「永遠におしゃれな服」なんてものがあるならば、皆それを買うはず。

「カッコイイ」という価値観は時代とともに変遷するため、アップデートしないと簡単に「青春時代に流行ったものを今でも使ってるオジサン」になってしまいます。今回はオジサンの価値観をアップデートすべく、「今ではもう難しいアイテム」を紹介します。

◆▼ジョガーパンツ

 まずはジョガーパンツ。ドキッとした人も多いのではないでしょうか。現在現役で使ってる方も多いかと思います。そもそもジョガーパンツの流行はおよそ10年ほど前「アスレジャー」という言葉とともに流通しはじめました。

 アメリカで好まれたスポーツウェアやヨガウェアを日常的なカジュアルに落とし込む着こなし。その当時、ハイテクスニーカーやスウェットトップス、ラインソックスやポロシャツなどアクティブウェアを着こなしに取り入れるスタイルが大流行しました。

 その中でも顕著な人気を見せたのがジョガーパンツ。元々は「トレーニング・ジョギング用のパンツ」であり、裾がもたつかないようにゴムを入れた仕様なのがポイント。特にきれいめのスタイルが当時、流行だったため、細身スウェットのジョガーパンツは大流行。ユニクロを筆頭に多くのブランドが展開し始めました。

 細身ジョガーパンツはアクティブで動きやすい反面、どうしても足が短めに見えやすい。裾が絞ってあるため、靴とパンツの境界線が目立ちやすく、日本人の短足体型がありありとわかる結果に。黒ジョガーに黒靴を合わせるなど境界線を意識させないコーディネートができるならばまだしも、スポーツの印象が強いグレージョガーなどはなかなか難易度が高い。

 その後、ワイドパンツなど「足元のボリューム感が隠せるパンツ」が流行し、同時に「厚底スニーカー、厚底シューズ」が浸透。誰もが身長や脚の長さを「盛った」スタイルとなりました。その反動で「脚の長さがわかってしまう」「盛ってる靴を合わせても境界線が目立つためバレバレになる」ジョガーパンツは徐々に廃れていきました。

◆おとなしく部屋着に降格させるべき

 現在、ミリタリーなどをルーツにしたルーズなジョガーパンツなどはまだまだ現役で服好きにも人気ですが、いわゆる細身のスウェットジョガーなどは上手に合わせるのが少々難しい。おしゃれに合わせることももちろんできますが、かなり難易度は高いのでしっくりこないのなら、おとなしく部屋着に降格させたほうがいいと思われます。