BYD副総裁「韓国は非常に成熟した市場」、日本にも言及=韓国ネット「信頼できない」
2026年6月28日、韓国・デイリーアンは中国の電気自動車(EV)メーカーBYDの副総裁兼アジア太平洋自動車事業部総経理、劉学亮氏のインタビュー記事を掲載した。
劉氏は釜山BEXCOで開催された釜山モビリティショーでメディア懇談会を開き、記者団の質問に答えた。BYDは韓国進出からわずか1年で累計販売台数1万台を突破した。今年の販売目標について「具体的な数字は設定していない」とし、「新ブランド」「中国ブランド」という認識が依然として強い韓国では多様な商品ラインアップを通じて消費者との接点を広げることを優先する考えだと説明した。
その戦略の切り札が「シーライオン6 DM-i」だという。EVのみを展開してきた韓国市場に初めて投入するプラグインハイブリッド車(PHEV)で、「もしバッテリーが切れたら…」とEV購入をためらう消費者層も取り込み、ブランド認知度と市場シェアを同時に高める狙いがある。価格は3750万ウォン(約390万円)で、これまで韓国で発売されたPHEVの中で最も安価だが、「韓国市場への感謝の気持ちを込めてこの価格を提案した」と話した。
BYDが韓国市場で短期間に定着できた理由については、「韓国は非常に成熟した自動車市場で、若い世代はIT技術への関心が高い」と評価した上で、「技術力と販売網の拡充により、消費者との接点を増やしてきたこと」を挙げた。同社はこの1年で韓国に34カ所のショールームを開設した。下半期もショールームを増やし、サービスセンターも拡充していく計画だという。劉氏は地方のショールームも訪れ、「韓国市場がBYDに大きな期待を寄せていることを実感した」と述べ、「それがより良い製品とサービスを提供する原動力になっている」と明かした。一方で、韓国国内での生産については「現時点では計画はない」と否定した。
劉氏は日本市場にも言及し、「日本は電動化がやや遅れている一方で、韓国はEV普及のスピードが速い」「世界的にも韓国の環境対応車(エコカー)市場がどのように発展していくかに注目が集まっている」と評価した。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「使い捨ての製品ならともかく、自分の命と財産に大きな影響を与える自動車を中国ブランドにするなんてありえない」「いくら安くても品質が信頼できない。命がいくつあっても足りない。お金がないなら公共交通機関を使えばいい」「大切な家族を中国車に乗せられない」「バスに中国車が多いよね。どうかしてるよ」「BYDの車が1万台売れた理由?国内にいる中国人の数を考えたら答えが出るでしょ」「安全性も問題だけど、ナビや車載カメラのデータなどが全て中国に筒抜けになるんでしょ」「この先何年、韓国で商売を続けられるかね」など否定的なコメントが相次いだ。(翻訳・編集/麻江)

