お口と姿勢の専門家であるまい先生が、YouTubeチャンネル「まい先生の天才保育チャンネル」にて、「赤ちゃんがハイハイしない…将来に影響する?ママ・パパ必見!」と題した動画を公開した。本動画では、赤ちゃんがハイハイを飛ばして立ってしまった場合の発達への影響と、家庭でできるリカバリー方法について解説している。

まい先生はまず、ハイハイについて「バランスを取る、目と手の協調運動、体幹、姿勢保持など、非常に重要な発達を促す行為だ」と強調する。ハイハイを十分に経験せずに成長すると、立つ時にバランスを崩しやすくなったり、姿勢が悪くなったりする可能性があるという。さらに、体感覚がしっかりと育っていないことで落ち着きがなくなったり、目と手の協調運動の不足から「文字を書くのが苦手」といった学習能力にも影響が出たりすると指摘した。

一方で、「飛ばしてしまったものはしょうがない」と述べ、0~3歳くらいまでは運動発達の伸び率が高いため、遊びの中でリカバリーが可能だと語る。特別な道具を買う必要はなく、家にある机や椅子を並べて迷路を作ってくぐらせたり、ソファのクッションを崩して滑り台のようにし、よじ登らせたりするなど、日常生活の中で「ハイハイ」や「すりばい」に似た動きを引き出す工夫を紹介した。実際に歯科医院での待合時間にこの遊びを取り入れたことで、バランス感覚が養われ、できなかったジャンプができるようになった子供の症例も挙げられている。

もし小学校に上がってからハイハイ不足による姿勢の悪さなどに気づいた場合でも、リカバリーは可能だとまい先生は説明する。ただし、6歳以降は発達の伸び率が緩やかになるため、「修正に2年ほどかかることもある」とし、なるべく早い段階での対応を推奨した。

「ハイハイを飛ばしたからといって自己責めをしなくてもいい」とまい先生は語る。身近な家具を使った遊びでリカバリーできるという事実は、子供の発達に悩む親にとって大きな安心材料となるはずだ。特別なことではなく、日々の遊びに少しの工夫を取り入れることの重要性が示された結論となった。