[6.30 W杯決勝T1回戦 メキシコ2-0エクアドル メキシコシティ]

 ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、メキシコ代表がエクアドル代表を2-0で下した。決勝T2回戦は5日(日本時間6日)で、イングランド対コンゴ民主共和国の勝者と対戦する。

 会場周辺を襲った雷雨に伴う悪天候のために試合開始が1時間遅延したゲームだが、キックオフのころにはその心配もなく、大声援に包まれながら試合は進行した。

 そして立ち上がりからメキシコが攻め続けた。序盤のチャンスはなかなか決めることができなかったが、22分、カウンターからFWロベルト・アルバルドが出した裏へのパスでFWフリアン・キニョネスが抜け出す。エリア内をカットインすると、右足で豪快弾を突き刺して先制点が決まる。

 さらに前半31分には相手のクリアボールをカットしたFWラウール・ヒメネスがゴール前に持ち込むと、キニョネスのリターンを受けてゴール正面から右足を振る。これがゴール右隅に突き刺さり、試合展開をさらに優位にする追加点になった。

 反撃したいエクアドルも前半40分に右サイドあらカットインしたMFジョン・イボアが左足で狙うが、GKラウール・ランヘルの好セーブに防がれた。

 後半もスコアこそ動かなかったが、メキシコが落ち着いた試合運びをみせた。途中でGKランヘルが相手と交錯した場面があり、40歳GKギジェルモ・オチョアの出場を期待するファンが大盛り上がりする場面があったが、ここでの交代はなかった。

 後半アディショナルタイムにはエクアドルのDFピエロ・インカピエが口元を覆って相手選手を挑発するような場面がみられ、VARの介入のあと、主審がレッドカードを提示した。対するメキシコはグループリーグから4試合連続の無失点を継続。近年は決勝トーナメントでなかなか勝つことができなかったメキシコだが、自国開催となった1986年大会以来、決勝Tでは40年ぶりの勝利を挙げた。