<北中米W杯>拍手を受けた敗者、日本
「ワールドカップ(W杯)優勝」という日本の遠大な夢が32強で終わった。W杯最多優勝国(5回)ブラジルの壁は高かった。
森保一監督が率いる日本は先月30日(日本時間)、米ヒューストンスタジアムで行われた2026北中米W杯32強戦でブラジルに1−2で逆転負けした。日本は前半29分、佐野海舟の先制ゴールで先制した。しかしブラジルの名将アンチェロッティ監督(イタリア)が後半に入って空中戦の割合を高めると、流れが変わった。
後半、28本のクロスを防ぎながら日本の隙間が広がった。結局、後半11分にカゼミロにヘディングで同点ゴールを許したのに続き、試合終了2分前の後半50分にはマルティネッリに決勝ゴールを奪われ、ブラジルに屈した。日本は昨年10月に東京で開催された親善試合でブラジルに3−2で逆転勝ちしていただけに、惜しい結果だった。
オランダ、スウェーデン、チュニジアと同じ「死のF組」で日本は南野拓実、三笘薫、久保建英、主将の遠藤航など主力選手の相次ぐ負傷にもかかわらず、組2位(1勝2分け)でグループリーグを通過した。しかしブラジルに敗れ、またもW杯トーナメントの初勝利は持ち越しとなった。日本は2002年16強戦(トルコ戦)、2010年16強戦(パラグアイ戦)、2018年16強戦(ベルギー戦)、2022年16強戦(クロアチア戦)に続いて今年も32強戦(ブラジル戦)で敗れ、トーナメント初戦ですべて敗退している。W杯優勝どころかトーナメント初勝利も果たせなかったが、森保監督は「ブラジルとの力関係は間違いなく縮めてこられている。ブラジルがどうこうではなく、世界のトップ基準に間違いなく日本も近づいてきている感覚」と語った。
別の32強戦の2試合では優勝候補「戦車軍団」ドイツ、「オレンジ軍団」オランダがともにPK戦で敗れた。ドイツはボストン競技場でパラグアイと延長戦までの120分間、1−1で引き分けた後、PK戦を3−4で落とした。2014年ブラジル大会以来12年ぶり、通算5回目の優勝に挑んだドイツは32強で大会を終えた。ドイツは2018年ロシア大会、2022年カタール大会では1次リーグも通過できず、今大会ではトーナメント初戦で苦杯をなめた。D組3位でかろうじて32強に進出したパラグアイは2002年韓日大会16強でドイツに喫した敗戦(0−1)を24年ぶりに雪辱した。
オランダはメキシコのモンテレイ競技場でモロッコと120分間、1−1で引き分けた後、PK戦で2−3で敗れた。過去8大会ですべて16強以上の成績を残していたオランダは今大会では32強で敗退することになった。一方、4年前に4強神話を築いたモロッコはまたも旋風を予告した。ズラタン・イブラヒモビッチは「『11メートルのルーレット』PK戦では強いチームも弱いチームもない。運がなければ強いチームもいくらでも敗れる」と説明した。
![日本がブラジルに1−2で敗れた後、日本のファンが自国の選手に拍手を送っている。優勝を狙った日本のW杯は32強戦で終わった。 [AP=聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/b/8b4cc_204_1a0a8ce9_3cd3cfa2.jpg)
