鹿児島読売テレビ

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 私たちの安心安全を守る警察官は、全国でなり手不足が深刻です。県警の受験者は15年前の5分の1に減っているそうです。

 そんな中、警察学校では新人警察官たちが日々、汗を流しています。

 KYTの新人、勝又アナウンサーが体験入校し、彼らの思いを取材しました。

(勝又健誠アナウンサー)
「新人アナウンサーの勝又健誠です。警察官を目指す学生たちはどんな生活を送っているのでしょうか。実際に体験してみます。頑張るぞ!」

 警察学校の朝は早く、毎朝6時15分にスタートします。

 この日は雨のため柔道場でランニングをします。

 続いて、筋トレ。腕立てや腹筋、かがみ跳躍などを行い警察官として必要な基礎体力を身に付けます。

 朝食、清掃を手際よく済ませると全体朝礼です。

(教官)
「失敗から学ぶことは非常に多いです。失敗を恐れず、失敗を積み重ねて成功に繋げてください」

 教官が、その日の目当て、目標などを発表し学生たちは一斉にメモをとります。

 1日のスケジュールが無駄なく組まれている警察学校。教室の移動は、駆け足です。

 姶良市にある鹿児島県警察学校ではこの春、採用された新人警察官86人が過ごしています。

 高卒は10か月、大卒は半年間、寝食を共にしながら警察官に必要な知識や技術などを身に付けます。

 警察官のなり手不足は全国で課題となっています。

 県警の受験者数も年々減っていて去年は230人。15年前の約5分の1に減りました。県警は、採用の時期を早めるなど様々な対策を打っています。

 こちらは、リズムに合わせて12種類のステップを10分間ひたすら踏み続ける「12呼間」。

 学生たちは簡単そうにやっていますが…これが見た目以上にきついんです!

(勝又健誠アナウンサー)
「見たらわかるでしょ。きつい。ああ整列、整列だ…」

 あまりの苦しさに、リポートもできません…

 ハードな授業が続く中、お楽しみは昼食です。この日のメニューは皿うどん。

 みなさんおいしそうにほおばっていました。

(学生)
「美味しいです」

 警察学校に通うのは10代から20代前半が多くごく普通の若者たち。

 学生が過ごす、寮の部屋を特別に見せてもらいました。

ひと昔前は、8人一部屋で過ごしていましたが今は、個室。プライベートな空間がしっかり確保されています。

 午後は「鑑識」の授業。

 現場には、犯人につながる痕跡があると言います。いち早く現場に到着した警察官が現場を保全することが重要です。

 交番に勤務する警察官が鑑識を行うこともあるためすべての警察官にとって必要な知識だということです。

 私も指紋の採取に挑戦しました。

(勝又健誠アナウンサー)
「ビンから指紋を採取することができました」

 体力的にも厳しい授業が多い警察学校。

(教官)
「いつも言っている通りキツイ顔しない。要救助者の前でキツイ顔したら不安になるよね。スマイル、気合、やってください。わかった?」

 24時間ともに過ごす仲間の存在が支えになっていると言います。

 なぜ、これほど苦しい経験を乗り越えることができるのか…そこには、警察官という仕事への強い思い、“誇り”がありました。

(末益麻央巡査(18))
「日々の鍛錬で身に着けた精神力や体力などを生かして県民の安全安心を守りたい」

(村下飛翔巡査(24))
「被害者のために事件、解決をしてこの鹿児島県から犯罪を少しでも減らせるような警察官になりたいと思います」

(田代愛未巡査(19))
「今はまだ新人警察官として頼りないかもしれないが精一杯ひたすらに頑張って地域の方々に安心してもらえるような警察官になりたいと思う」

 1日体験を終えた私には、修了証が手渡されました。

(勝又健誠アナウンサー)
「体験入校達成したぞー!」