広島・三原市の地中の男性遺体…強盗殺人容疑で29歳の男逮捕 別の殺人・放火事件の“口封じ”で男性殺害か【news23】
今年4月、広島県三原市で地中から男性の遺体が見つかった事件で、警察は29歳の男を強盗殺人の疑いで逮捕しました。警察は、男が別の事件の“口封じ”のために男性を殺害したとみて捜査しています。
被害男性は別の殺人事件の“容疑者”として捜査線上に…
広島県警・岡崎玲史 刑事部長(6月29日)
「土中から徳田雅希の死体を発見した事件につき、本日、被疑者を強盗殺人容疑で通常逮捕しました」
強盗殺人の疑いで、29日に逮捕されたのは、広島市南区に住む無職・倉本幹太容疑者(29)です。
警察によりますと、倉本容疑者は3月9日、広島県三原市の会社敷地内で、重機で掘った穴の中に徳田雅希さんを土砂で埋めるなどして殺害した疑いがもたれています。
徳田さんは、親族からの届け出を受けて警察が行方を探していましたが…
広島・三原警察署 河崎博文 署長
「被害者(徳田さん)は、東広島市で発生した殺人等事件の容疑者として、捜査線上に浮かんだ人物でもありました」
逮捕の男と徳田さんは“友人関係”
この事件の発端となったのが2026年2月、徳田さんの遺体が発見された現場から約35キロ離れた、東広島市で起きた殺人・放火事件。
リフォーム会社の経営者、川本健一さん(49)が首を刃物で刺され、死亡しているのが見つかりました。
川本さんを知る人
「みんなに好かれるような子だし、よく喋るし、恨まれるようなことはない」
この事件の捜査を進める過程で、三原市の会社の敷地に証拠品が埋まっている可能性が浮上。4月29日、警察が敷地を掘り起こしたところ、徳田さんの遺体が見つかったのです。
その徳田さんと倉本容疑者は同い年で友人関係にあり、2人は東広島市の殺人・放火事件の共犯関係とみられています。
倉本容疑者は徳田さんが捜査線上に浮上したことを知り、事件の口封じと徳田さんに借りていた700万円の返済を免れる目的で、徳田さんを殺害したとみられています。
会社の「後継者」だったはずが…トラブルも?
また倉本容疑者は、東広島市で殺害された川本さんの妻の甥にあたります。かつて、川本さんの会社に所属し、会社の「後継者」とされていましたが。
川本さんの会社を知る人
「(倉本容疑者は)将来的に役員を約束されていたみたい。そういったこと(約束)があっても会社内でトラブルがあったのは耳にしていた」
徳田さんの遺体が発見された4月29日、警察は倉本容疑者を別の詐欺事件で逮捕。証拠品の鑑定や防犯カメラの捜査などで証拠を積み上げ、6月29日の逮捕に至りました。
捜査関係者によりますと、徳田さんが殺害された日、三原市の現場周辺の防犯カメラに、倉本容疑者と徳田さんが2人で車に乗っている姿が映っていたということです。
警察の調べに、倉本容疑者は「私はしていません」と容疑を否認しているということです。
