GoogleがGeminiアプリで、ユーザーの好みや生活に合わせた画像を生成できる機能をアメリカのユーザー向けに無料で提供開始したと発表しました。Googleの個人最適化機能「Personal Intelligence」と画像生成モデル「Nano Banana」を組み合わせることで、細かい説明や写真の手動アップロードなしに自分らしい画像を作れるようになるとのことです。

The Gemini app is bringing personalized image creation to more users.

https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-app/personal-intelligence-nano-banana-us-expansion/



Gemini's personalized AI image generation is now free for US users | TechCrunch

https://techcrunch.com/2026/06/29/geminis-personalized-ai-image-generation-is-now-free-for-u-s-users/

Googleの個人最適化機能である「Personal Intelligence」はユーザーの許可に応じてGmail、Googleフォト、YouTube、Google検索などの情報をGeminiに参照させる機能です。予定やメール、写真アルバム、検索履歴、動画の視聴傾向などはそれぞれ別のGoogleサービスに保存されていますが、Personal Intelligenceを使うとGeminiが個人の情報を踏まえてユーザーごとに合った回答を返せるようになります。

Personal Intelligenceは日本でも2026年4月14日から順次利用可能になっており、Gmailでやり取りしたメール、Googleフォトに保存した画像、Google検索の履歴、YouTubeの視聴履歴などをもとに個人的な質問へ回答できる機能として展開されていました。

Geminiに自分のメールや写真アルバムを読み込ませて個人的な質問に対応できるようにする「Personal Intelligence」が日本でも利用可能に - GIGAZINE



Geminiを使用して自分の顔を含む画像を生成する場合、これまでは自分の写真を投稿して「この顔を含めて○○を生成して」といった指示をする必要がありました。Personal Intelligenceが画像生成に組み込まれることで、「私が○○している写真」といったように指示するだけでGoogleフォト内の「ユーザー本人の写真」を自動的に参照して画像を生成してくれるようになります。また、Gmailなどの連携済みサービスの情報をもとに「ユーザーが何を好むか」といった個人的な部分を補完して画像生成してくれるようにもなります。

画像生成にはGeminiアプリの画像生成機能を支えるモデルであるNano Bananaが使用されます。Personal Intelligenceを使ったNano Bananaベースの画像生成は以前より、PlusやPro、Ultraの有料プラン加入者向けに提供されていましたが、今回の発表以降は無料プランのユーザーでも利用できるようになりました。

記事作成時点で、Personal Intelligenceを使った画像生成の無料提供はアメリカのユーザー向けに始まった段階で、日本での無料提供開始時期は発表されていません。一方でPersonal Intelligence自体はアメリカで先行提供された後に日本へ展開されているため、今回の画像生成機能についても今後の展開が気になるところ。Googleは、ユーザーが自分の生活を細かく説明する時間を減らし、作りたい画像をより簡単に形にできるようになると述べています。