【W杯】森保一監督、三笘、南野、久保の不在に「影響したところはあるかなと思う」…誤算認めるも選手ねぎらう「全てのことを乗り越えてよく頑張ってきてくれた」
◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ブラジル2ー1日本(29日、ヒューストン競技場)
FIFAランク18位の日本は同6位のブラジルに後半アディショナルタイムに決勝点を奪われ、1―2の逆転負け。16強進出を逃した。前半にMF佐野海舟のゴールで先制したものの、後半にカゼミロのゴールで同点に。1―1のまま延長突入と思われた同アディショナルタイムにマルチネリに決勝ゴールを決められた。
最強の日本代表を作り上げたが、度重なるけがに悩まされた。昨年12月にMF南野拓実が左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、メンバー発表直前にはMF三笘薫も左太もも裏を痛めて泣く泣くメンバー外に。代表活動中も主将のMF遠藤航が離脱し、初戦のオランダ戦ではMF久保建英が左膝を負傷。影響は計り知れなかった。
南野、三笘、久保の不在について問われた森保一監督は「これまでのチームづくりの中で、今言われたような選手たちがいなかったことが影響したところはあるかなと思う」としつつ、「選手たちが想定外のことや、アクシデントが起こった時に冷静に対処してくれて、全てのことを乗り越えてよく頑張ってきてくれた」と、度重なる困難を乗り越えた選手たちをねぎらった。
森保監督はかねて2〜3チーム分作れるほどの選手層の強化を目指してきた。今大会も選出した全フィールドプレーヤーが出場し、層の厚さを見せた。指揮官は「誰が変わった、ということではなく、そこで選ばれた選手たちがしっかりと機能できるか。新たに入ってきた選手たちがその選手の良さを生かして、チーム力を維持し、上げてくれるところが日本の良さ」と語ると「今回もアクシデントがある中、チームコンセプトをより多くの選手たちがプレーで示してくれて、組織で戦う日本の良さが出せた。けが人が出るのはいいことではないが、こういう経験を幅広く、多くの選手がすることでレベルが上がっていく」と語った。

