「日向小次郎みたいな選手がいないことを願う」「キーパーごとゴールに突き刺さってしまう」ブラジル版“キャプ翼”声優、日本戦に懸念示す
北中米W杯決勝トーナメント・ラウンド32では、日本代表はブラジル代表と相見える。日本にとって「師」とも言えるブラジルと決勝Tで当たるのは初。2006年のドイツ大会ではグループリーグで当たり、1-4と力の差をみせつけられた相手だが、日本も当時の日本ではない。
日本が誇るサッカーマンガの金字塔『キャプテン翼』はブラジルでもアニメが放映され、人気となっている。ブラジル版で大空翼、若林源三、日向小次郎の声を当てた声優たちは、少々複雑な気持ちでこの一戦を見守ることになるようだ。『ge』が伝えた。
若林源三(ベンジ・ワカバヤシ)役のマルセロ・カンポスさんは、GK鈴木彩艶にメッセージを送っている。「アリソンはシリーズでブラジル代表GKだったサリナスのスキルをすべて受け継いでいるから、日本がゴールを決めるのは難しいだろう。鈴木、3点以上は許さないでくれ。トラウマにならないようにしてくれ」と強気だ。
意外なことに、日向小次郎(スティーブ・ヒュウガ)役のシルヴィオ・ジラルディさんはちょっと弱気だ。ブラジルの突破を信じているものの、他の声優仲間より懸念を示しているようだと同紙も伝えている。
「日本は、ジーコをはじめ、ブラジルサッカー界で活躍した多くの重要な選手たちから学んできたと思う。日本が多くを学んだとしても、僕たちはまだ彼らに勝てると信じているよ。でも、ちょっと不安もある。まるで僕と息子に起こったことと同じだ。僕が息子に卓球を教えたのに、今では息子に負けてしまうんだ。日本がブラジルに勝たないことを願っているよ」
「でも、彼らは本当に多くのことを学んできた。このチームは信じられないほど規律正しくて、僕たちは気をつけないといけない。彼らの中に日向小次郎のような選手がいないことを願うよ。なぜなら、もしボールがペナルティエリアに近づいたら、GKが捕るのがすごく難しい強烈なシュートで、キーパーがボールごとゴールに突き刺さってしまうからさ」
日本代表は翼たちのような活躍を見せることができるか。いよいよ運命のキックオフが近づいてきた。

