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高松市にある国のハンセン病療養所、大島青松園の「将来構想」や「永続化」について考える講演会が、きのう(28日)開かれました。

【写真を見る】「二度と繰り返さないために」らい予防法廃止から30年...ハンセン病療養所「大島青松園」の将来構想・永続化を考える講演会

らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日

国の誤った政策の犠牲となり亡くなった、回復者への黙とうで始まりました。講演会は高松市のボランティア団体が「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」にあわせて毎年開いています。

らい予防法廃止から30年の今年は2人の弁護士を招き、このうち神谷誠人弁護士は島の「将来構想」と「永続化」について話しました。

(大島を未来につなぐ会会長 神谷誠人弁護士)
「在園者がいなくなった時にこの大島青松園という療養所をどういうふうな形で残すのかどういうふうにあるべきなのかを議論しています」

希望につなげていくような島へ

医学的根拠のない強制隔離がハンセン病への差別偏見を助長し、回復者は人権を踏みにじられました。いまも大島青松園には29人が暮らし、平均年齢は88歳を超えています。高松市が設けた「大島を未来につなぐ会」は入所者が社会から孤立せず尊厳ある生活を送るための「将来構想」と、療養所を残し歴史を伝える「永続化」を考えています。

「永続化」については、「人権教育の場」などとして施設を活用する方策が検討されています。

(大島を未来につなぐ会会長 神谷誠人弁護士)
「どんな人であっても人としての尊厳があって発展可能性があるんだとそれに大島に行くことによって気づいてまたそういうひとりひとりの尊厳を奪うような政策であるとかそういったものを止める二度と起こさないようにしていくそういった希望につなげていくような島にしていく」

高松市は今年度末までに「将来構想」を策定したい考えで、来月、3回目の「つなぐ会」を開く予定です。