柳井市議会が反対請願を採択 9月議会での「反対決議案」提出へ
上関町での使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画をめぐる動きです。隣接する柳井市で、計画への反対決議を求めて住民団体から出されていた請願について柳井市議会はきょう(29日)、賛成多数で「採択」しました。
請願は柳井市の住民団体が提出していたものです。
自治会を通じたアンケートで、およそ3900人から中間貯蔵施設建設計画に反対する署名が集まっているとして、議会として計画に反対の意思を表明するよう求めていました。
きょうの市議会本会議での採決を前に賛成、反対の立場から8人が討論しました。
(採択に賛成:斉郷孝議員)
『柳井市をはじめ周辺市町は人口減少が進んでいますがこの中間貯蔵施設ができればいくら安全と言っても風評被害 で確実に人口減少の速度は速く なると思う』
(採択に反対:平井保彦議員)
『まずは国や事業者といった責任ある立場の方の説明を聞き疑問点やわからないことをしっかり質問した上で中間貯蔵施設建設に対する判断をすることが筋道の通った順調な手順ではないでしょうか』
議長を除く15人で採決の結果、9人が賛成し請願は採択されました。
(請願を提出した住民団体 井上重久代表)
『議員の方々がちゃんと市民に向き合って市民の声を代表した 議決を今回はしていただいた』
(柳井市 井原健太郎市長)
『議会として機関として意思を決定されたということ、柳井市として地方公共団体としての単体意思の決定というのはそことまた違うものだと思う。/市民の皆さんが持っておられる疑念、不信、疑問、いろいろな声にしっかり向き合っていただくそういう場を設けていくという ところはこれまでと一貫して変わらない部分』
きょうの採決に賛成した議員は9月議会に合わせ、計画への反対決議案を議員提案するとしています。
中間貯蔵施設を巡っては去年3月、田布施町議会が計画への反対を決議しています。

