柔道のグランプリ青島大会を制し帰国した阿部一二三(カメラ・大谷翔太)

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 柔道のグランプリ青島大会の男子66キロ級で優勝した阿部一二三(パーク24)が29日、羽田空港に帰国した。2回戦から5戦を勝ち抜き「試したいことができたという点では、すごくよかったし、五輪に向けて始まったなという感じがした」とうなずいた。

 6月の大会から、2028年ロサンゼルス五輪のシード権に影響するポイントレースがスタート。「すごく意識するようにはなった。五輪に向けて、より気持ちも入った」と阿部。決勝こそ有効による優勢勝ちだったが、2戦で一本勝ちなど五輪連覇の力を見せつけた。「徹底する柔道ができた。危なげない試合をしようと考えていたので、そういう点ではよかった」。昨年から有効が復活した中、「新ルールになって、有効が複雑になっているので。ゴールデンスコアにはなりたくないと思った」と10月の世界選手権を見据えた。

 サッカーのW杯北中米大会に出場中の日本代表に注目。「やっぱり熱くなるし、パワーをもらう。僕もすごく応援しています」と、この日深夜に行われる決勝トーナメント1回戦のブラジル戦も「(一度)寝て、起きて応援しようかなと。勝ってくれると思います」とエール。10番を背負う堂安律とは親交があり「友達です。注目して見ています」と語った。自身もバクーでの世界選手権を10月に控える。阿部は「もっと追い込んで、今回の大会で得たものをいかしていく。ここからコンディションをあげていくことを意識したい」と気持ちを高めた。