「私は中国人、理不尽な扱いは受けない」…パリ・オペラ・ガルニエで写真撮影をめぐりトラブル
フランス・パリを代表する観光名所で、写真撮影をめぐり、中国人観光客と欧米人観光客の間でトラブルが発生したことが伝えられた。
25日(現地時間)、英紙デイリー・メールなどの海外メディアによると、パリの観光名所であるオペラ・ガルニエ(Opera Garnier)の大階段の撮影スポットで写真を撮っていた中国人観光客の一行と、それを制止しようとした欧米人観光客との間でトラブルが発生した。この場所は、建築家シャルル・ガルニエの名にちなみ「ガルニエ宮殿」とも呼ばれるオペラ劇場で、ミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台としても知られている。
当時、現場では写真を撮るため、数十人の観光客が長い列を作って順番を待っていたという。同じく列に並んで順番を待っていた欧米人の男性は、前にいた中国人グループが撮影スポットであまりにも長い時間を費やしていたため、我慢できず、自分の腕時計を指さしながら、撮影を終えるよう促した。
この過程で口論が始まり、その後、男性が中国人グループを押したことで身体的な接触に発展した。周囲の観光客が大声で制止する事態となり、一帯は騒然となった。現場にいた中国人女性は、自身が聴覚障害者だと主張し、手話通訳アプリを通じて「私たちはルールどおり列に並んで待ち、自分たちの順番になって写真を撮っていただけなのに、相手が無理やり割り込もうとした」と無念さを訴えた。
一方、男性は「みんなが列に並んでいるのに、あなたたちはルールを破って一番いい場所を独占している」と反論したと伝えられている。特に、この女性は携帯電話の画面に中国国旗を表示して見せながら、「私は中国人だ。理不尽な扱いは受けない。中国を軽視してはいけない」と抗議し、男性も「無礼な態度を取ったのはあなたたちが先だ」と譲らなかった。
この騒動は、双方が劇場の警備担当者に通報し、ひとまず収束したという。この中国人女性はその後、SNSを通じて「今回の出来事から大きな教訓を得た」としたうえで、「当時は不必要な口論をしてしまい、理性を失っていた」と認めた。さらに、「今後はこのような状況で国旗を取り出して見せるようなことはしない」と付け加えた。

