スコットランドがモロッコ相手に開始2分に失点した。(C)Getty Images

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 スコットランド代表は現地6月19日、北中米ワールドカップのグループステージ(C組)第2節でモロッコ代表とボストン・スタジアムで対戦し、0−1で敗戦。開始わずか2分で先制点を献上する苦しい立ち上がりとなったなか、元セルティック監督のアンジェ・ポステコグルー氏が失点場面を厳しく分析した。

 試合は開始2分、モロッコのDFアシュラフ・ハキミが右サイドから浮き球のスルーパスを供給。これに反応したFWイスマエル・サイバリがスコットランド守備陣の背後へ抜け出し、ペナルティエリア右から強烈な右足シュートを突き刺した。

 この場面では、直前までサイバリをマークしていたDFグラント・ハンリーがオフサイドをアピールする仕草を見せたものの、判定はオンサイド。モロッコに先制点が認められた。

 スコットランド紙『ザ・ヘラルド』は、「スコットランドのスター選手が『最大の過ち』を犯す――モロッコ戦のゴールが徹底分析される」と題した記事を掲載。トッテナムなどを指揮した経歴を持つポステコグルー氏の見解を伝えている。
 
 同氏は、スコットランドが試合序盤に相手の戦い方へ対応しきれていなかったと指摘した。

「彼らは、我々が予想していたような5バックの布陣でスタートしなかった。彼らはまだ少し足もとが定まっていないように見えた」

 さらに失点シーンについては、守備陣の対応を問題視した。

「結局のところ、全員がボールに引きつけられ、左のセンターバックが位置を外してしまった。そして、グラント・ハンリーが、走り込む選手を追うのではなく、オフサイドの判定を待って手を挙げてしまうという、おそらく最大の過ちを犯しているのがわかるだろう」

 また、試合中継で解説を務めた元アイルランド代表MFロイ・キーン氏も「スコットランドの選手たちは後手に回っており、ハンリーは賭けに出た。衝撃的なスタートだ」とコメント。元スコットランド代表FWダンカン・ファーガソン氏も「あの場面でオフサイドを狙うべきではない。ただランナーについていくべきだ」と指摘した。

 大会最速ゴールとなったサイバリの一撃。その裏で見せたハンリーの判断には、識者たちから厳しい声が相次いでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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