【社会人野球】日本製鉄瀬戸内156キロ右腕に9球団熱視線「投球の幅広がった」好救援で白星発進に貢献
◇第97回都市対抗野球大会2次予選近畿地区第1代表決定トーナメント1回戦 日本製鉄瀬戸内9―4島津製作所(2026年6月4日 大阪シティ信用金庫スタジアム)
社会人野球の都市対抗野球は5日、近畿地区第1代表決定トーナメント1回戦が行われ、3年連続の本戦出場を目指す日本製鉄瀬戸内が島津製作所を9―4で下して初戦と突破した。
プロ注目の最速156キロ右腕・下堂翔史は、5―0の7回に1点差に迫られ、なおも1死一塁の場面で2番手として救援。先頭打者を四球で歩かせながら、後続を空振り三振と遊ゴロに仕留めて仕事を終えた。
「先頭打者の四球から切り替え、集中して投げることができました。球自体も悪くなく、この試合に入ることができたと思います」
日本文理大出身の入社2年目右腕。大学時代に150キロだった自己最速が、昨秋日本選手権で156キロまで上昇させて注目を集めた。
今年がドラフト解禁年となる入社2年目。春先の先発挑戦を経てカットボールやスプリットなど変化球の精度が高まり、「去年までは勢いだけで投げていたけど、打者を見ながら幅広い投球ができるようになりました」と成長を実感する。
球場では巨人やオリックスなどNPB9球団のスカウトが視察。「ドラフト指名が一番の目標ではあるけど、都市対抗に出ないことには、そのスタートラインにも立てない」と本戦出場を見据えた。
◇下堂 翔史(しもどう・しょうし)2002年(平14)10月20日生まれ、熊本市出身の23歳。小4から池上野球クラブで野球を始め、三和中では軟式野球部に所属。開新(熊本)では1年夏に背番号11でベンチ入りし、1年秋に背番号1。日本文理大では4年春に全日本大学野球選手権に出場。日本製鉄瀬戸内では入社1年目から都市対抗、日本選手権に出場。50メートル走6秒8、遠投110メートル。1メートル75、90キロ。右投げ右打ち。

