ロス五輪世代の大型ボランチ・保田堅心(ベルギー2部)「泥水すすった1年半」オフは大分トリニータで練習参加
「育成の大分」をうたうトリニータから羽ばたき、海外で武者修行を続ける大型ボランチ・保田堅心(21)。2028年ロサンゼルスオリンピック世代の一人である。
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未来あふれるダイナモ 大分ユースから海外へ
福岡県出身の保田は、大分トリニータU-18で高校2年時に天皇杯でトップチームデビューし、J2リーグで68試合出場。同じくユース出身の弓場将輝(現・J1清水)とダブルボランチを組み、中盤から長身を生かしたダイナミックなドリブルでチームに推進力をもたらした。
世代別日本代表でも活躍するなど将来性あふれるダイナモは、2025年1月からベルギー1部・KRCゲンクに期限付き移籍。北中米W杯に臨む日本代表をけん引する伊東純也も所属する名門クラブだ。
(保田堅心選手)
「ゲンクは大分に似ていて落ち着いた町です。夏湿度低いし8月でも30度くらいかな。こっちが暑すぎるくらいです」
1年半の海外修行 「泥水すすった」
ベルギーの2024/25シーズン途中から加入して、リーグ2部に所属する下部組織ヨング・ゲンクでプレー。1年半で29試合出場1ゴールと奮闘している。
(保田堅心選手)
「泥水すすった1年半でした。ベルギーは激しいし縦に速い。日本みたいに落ち着かせる時間がない。守備では距離を詰めるときに突っ込んで、ボール持っている選手と入れ替わってもある程度許されるくらい」
シーズンオフに入ったことから大分に帰国し、トリニータの練習に参加して汗を流す。飛び立って1年半が経つが練習中は笑顔や会話が絶えず、彼の人懐っこさを感じさせる。
パス練習でペアを組み、練習後は一緒に食事するなど特に仲の良い吉田真那斗も、若武者の成長をうれしそうに語った。
(吉田真那斗選手)
「体がかなり大きくなった。トレーニングしっかりしないとここまで筋肉大きくはならないですよ」
(保田堅心選手)
「チームの方針で試合前日以外は鍛えていた。5キロくらい増えました」
「育ててもらったクラブに恩返ししたい」
すっかり溶け込んで大分でのオフを充実させている裏には、時差がありながらもベルギーからトリニータの試合を見ていたのも一因だろう。現地まで大分サポーターが来てくれてとても力になったという。
(保田堅心選手)
「自分が海外で活躍して成長することで、ユースから育ててもらったクラブに恩返ししたい。結構もがいた1年半だったので、今年はチェックせずとも出てくるくらい活躍したいです。いずれまた、ここでプレー出来たらうれしいですね」
第2の故郷で英気を養った大分のダイナモは、ため込んだエネルギーを異国の地で爆発させ、さらなる飛躍を誓う。
◆MF・保田堅心 2005年3月生まれ 185センチ/74キロ 福岡県出身
大分トリニータU-18から高校2年時に天皇杯限定で2種登録されトップチームデビュー。翌年からトップチーム昇格し、3年間でJ2・75試合出場7得点。世代別日本代表も経験し2025年からベルギー1部・KRCヘンクに期限付き移籍。セカンドチームで2部に所属するヨング・ゲンクでは2シーズンで29試合に出場している。
