「なんだかモヤモヤする…」義実家や実家への帰省のあと、心に残った小さな違和感。義実家・実家での実体験
実家や義実家への帰省を終えたあと、「なぜかどっと疲れた…」と思った人も多いのでは? ESSEonlineが行った読者アンケートには、義実家・実家それぞれの帰省で感じた「言葉にしづらいモヤモヤ」が数多く寄せられました。お盆の帰省までにまだ時間がある3月の今こそ振り返りたい、帰省の裏側にある本音を紹介します!

義実家で感じやすい、「立場の違いゆえの気疲れ」

2026年1月、読者271人へのアンケートでとくに多く寄せられたのが、義実家で感じるストレス。なにか特別な出来事があったわけではなくても、多くの人が「気をはってしまう」「自分の居場所がないように感じる」といった悩みを抱えているようです。
比較されたり、役割を期待されたり、手伝って当たり前という空気があったり…。「察すること」を求められる場面が積み重なり、気疲れにつながっているようです。
「悪気はない」と分かっているから、余計につらい
モヤモヤの原因として多かったのが、デリカシーのない言動です。「悪気はないのは分かっているけれど、なんとなくつらい」といった声からは、その場を気まずい雰囲気にしたくないからこそ、がまんしてしまう複雑な気持ちが感じ取れました。
読者からはこんな体験談も寄せられました。
「ホワイト企業に勤めている夫をもつ義妹が、お金ある人が出すようにしよう、お義姉さんは無理しなくていいからーとファミレスの代金を義妹が一方的にお支払い。もやー!」(やよちゃん・44歳)
「結婚式して数年は義実家でのお正月は、私にとってはアウェーすぎてつまらないものでした。親族一同で楽しそうに会話している中に混ざれなくて…内心モヤモヤしてました(笑)」(Yoshi*さん・44歳)
「結婚して間もないころ、義父から言われたひと言が忘れられません。お前は息子からそこまで愛されていないということを遠回しに言われて、いまだに心に残っています」(美智緒さん・53歳)
その場ではなにも言えないけれど、心には残る…。その積み重ねが、「帰省=疲れる」という感覚を生んでいるのかもしれません。
実家でも起きる「甘え」と「不公平感」

一方で、実家への帰省が必ずしも気楽とは限らない、という声も少なくありませんでした。
兄弟間の扱いの差や、家事や片づけを当然のように任される役割分担など、子どもの頃からの関係性がそのままもち込まれるケースも見られます。
「家族だから言わなくても伝わるはず!」という前提が、かえって負担になることも…。距離が近いからこそ、気持ちの整理が難しい側面があるようです。
「女が台所仕事、男は晩酌みたいな大昔の習慣が根づいてる実家なので…兄夫婦には手伝いを強要しないのに、妹の私だけ女だからと手伝いを要求されます」(あこさん・38歳)
「実家の母は、私の煮物の野菜の切り方が気に食わないらしく、ピリピリしてしまいます」(かじささん・46歳)
「今年、実家帰省時に姉がインフルエンザ罹患期間なのに、帰省して来ました。事情はあるかもしれないけれど、いい加減にして! うつりたくないから、会わずに帰りました…」(よっちさん・44歳)
自分ファーストの帰省の仕方を考えるきっかけに
今回のアンケートから見えてきたのは、帰省のモヤモヤは個人の性格や忍耐力の問題ではなく、立場や関係性から自然に生まれるものだということでした。
年末年始のあわただしさが落ち着き、新生活を前に気持ちを整えやすい3月は、「あのとき、なにがしんどかったのか」を冷静に考えられるタイミングでもあります。春休みやゴールデンウィークなど、次の帰省を考える前という時季は、自分にとって無理のない距離感を見つめ直すいいタイミングかもしれません。
違和感を覚えた自分の気持ちを否定せずに振り返ること。それが、次の帰省を少しラクにするヒントになるのかもしれません。
