【独自】格安レンタルスペースへ…雲隠れのフワちゃん「都内の個人事務所」を引き払っていた!

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有名人の間で次々と“ネタ”に

日本中の注目を浴びた誹謗中傷騒動から2ヵ月以上が経過した。

タレントのフワちゃん(30)が芸人・やす子(26)へ放った「死んでくださーい」投稿。フワちゃんが活動休止を発表した後も、芸人の『Aマッソ』加納(35)の黒幕説が流れるなど、大きな波紋を広げ続けてきた。

騒動発生以降、フワちゃん自身は会見を開くことなく雲隠れを続けている。事前に収録されていたテレビ番組が軒並み編集されてしまったこともあり、その姿を見る機会はまったくなくなってしまった。地上波でその名前に触れることがあるとすれば、出演者が“ネタ”として話す時くらいだ。

「10月5日深夜に放送された『オールスター後夜祭』(TBS系)のなかで、被害者のやす子が『フワちゃん見てる〜〜?』とカメラに向かって呼びかけたのです。やす子はSNSでフワちゃんから謝罪を受けたことも明かしていましたし、本人の中でも整理がついているのでしょう。さらに10月11日放送の『酒のツマミになる話SP』(フジテレビ系)では、俳優の東出昌大が騒動に言及。ネットでの誹謗中傷への持論を展開していました」(テレビ誌ライター)

やす子自身が“ネタ”に昇華したこともあり、騒動もすっかり沈静化した印象だ。しかし、だからといってフワちゃんの活動再開に目処が立ったわけではない。あるテレビ局関係者は「復帰の鍵を握っているのは日本テレビではないか」と見る。

「地上波出演の多かったフワちゃんですが、意外にもレギュラーは日テレ系の『行列のできる相談所』だけでした。それでも、人気を集めたプロレス挑戦企画など、なんでも体当たりでこなす姿勢は関係者からの覚えがめでたかったんです。

すでに番組HPから名前は消えていますが、正式に降板したわけではありません。キャスティングに強い影響力を持つ番組関係者が、まだフワちゃんの能力を高く評価しているそう。復帰に向けて『禊(みそぎ)番組』を行うなら日テレしかないでしょう」

新事務所の賃料は最安で1万円以下

過去に自身のユーチューブで宣言しているように、今年4月には海外生活もスタートさせているフワちゃん。活動休止中ということもあり、すでに拠点を海外に移している可能性もある。

そんな雲隠れ生活の最中、フワちゃんはある“大きな決断”を下していた。

「騒動から1ヵ月ほど経ったころ、フワちゃんが事務所を“清算”したという噂が出回りました。フワちゃんは個人事務所で活動しており、流行語大賞にノミネートされるなどブレイクした後の’20年10月に、東京・渋谷区内のマンションに事務所を移転させています。渋谷駅から徒歩5分ほどという一等地。築年数が40年以上ということで、家賃は月10万円ほど。しかし、活動休止の影響もあり不要な支出は抑えたかったのでしょう。騒動以降、ひっそりと引き払ったと聞きました」(芸能事務所関係者)

真相を確かめるべく、9月下旬、FRIDAYデジタルの記者が以前の渋谷区内の事務所マンションへ向かうと、すでに引っ越した後だったようで、事務所はなくなっており、清掃業者が作業をしていた。

事務所の法人登記簿を確認すると、10月11日付で渋谷区の事務所を引き払っていた。そして事務所は、神奈川県内のある商業ビルへ移転していた。本誌記者がその住所に足を運ぶと、5階建ての商業ビルで、そのうち2つの階はレンタルオフィススペースとなっていた。ビルの1階にはレンタルオフィスの郵便ポストが100以上並んでおり、その一つに、フワちゃんの個人事務所の名前が記されていた。

「このレンタルオフィスは、郵便ポスト有りの法人登記なら1万円弱から利用可能です。ただ、パーテーションで区切られた小さなスペースがあるだけで、有名人の芸能事務所としての機能を果たせるとは思えません」(地元の不動産関係者)

前出の芸能事務所関係者が語る。

「実質的には事務所をたたんだものの、いつか復帰する可能性を考えて、コストを抑えて形だけは維持したい……ということではないでしょうか」

事務所の移転や今後の活動再開の予定について事務所に質問状を送ったところ、

「現在、本人は活動休止中ですので、回答は控えさせていただければと存じます」

と回答があった。その活躍を、再び日本で見る日は来るのだろうか。