成田蓮(左)はコブにダブルクロスをさく裂

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 新日本プロレス14日両国国技館大会で行われたNJPW WORLD認定TV選手権3WAYマッチは、挑戦者の成田蓮(26)が制し第6代王者に輝いた。

 王者ジェフ・コブ、もう一人の挑戦者の辻陽太との3WAYマッチは、3者の思惑が交錯する複雑な展開となった。辻のヘッドバットを浴びた成田が場外へ転落すると、コブが辻にツアー・オブ・ジ・アイランドを発射。勝負ありかと思われたが、成田は場外からレフェリーの足を引いてカウントを妨害する。

 コブへの急所攻撃こそ防がれた成田だったが、ツアー・オブ・ジ・アイランドを回避すると改造プッシュアップバーで殴打。そのまま一気にダブルクロスをさく裂させて3カウントを奪った。

 これがキャリア初のシングルタイトルとなった成田は「このベルト持っていいのはな、俺だけなんだよバーカ」と高笑い。TV王座は果たしてどうなってしまうのか…。