ジュニアタッグ王座を奪還した(後方左から)ケビン・ナイトとKUSHIDA

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 新日本プロレス14日両国国技館大会で行われたIWGPジュニアタッグ選手権は、挑戦者のKUSHIDA(41)、ケビン・ナイト(27)組がクラーク・コナーズ(31)、ドリラ・モロニー(27)を撃破し第76代王者組に返り咲いた。

 ちょうど1年前の両国大会で現王者組に敗れていたKUSHIDAとケビンの「ジェットセッターズ」が雪辱を果たした。孤立したKUSHIDAがモロニーのザ・ゴアとコナーズのスピアーの合体攻撃を浴びるが、3カウントは許さない。合体技Full Clipを阻止してモロニーをアームロックに捕らえると、吹き飛ばされた間にナイトとのタッチが成立する。

 再度のFull Clipを防いだKUSHIDAはモロニーに逆さ押さえ込み。そこにナイトが飛び込むと、ジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪ってみせた。

 王座返り咲きに成功した2人は、早くもスーパージュニアタッグリーグ(24日、群馬で開幕)に照準。「世界中のジュニアタッグチーム、新日本プロレスに集まれ」と全方位に宣戦布告していた。