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華やかなAIもいいけど、小ネタもじわじわ来ます。

9月16日、iOS 18がリリースされました。Apple Intelligenceはまだ完全に使えませんが、それ以外にも新機能が盛りだくさんです。

というかiOS 18は、OSレベルでもApple(アップル)のアプリのなかでも新しい要素が多すぎて、何があったか覚えておくのもたいへんなくらいです。なので、皆さんが気づかなかったかもしれない、でも使えばきっといいことがある、新機能をまとめていきます。

1. メッセージの文字にエフェクトを

メッセージアプリの文字を、(iMessageであれば)より表情豊かにできます。メッセージ内の文字を選択し、ポップアップボックスの矢印をタップ、「テキストのエフェクト」をタップ。太字や斜体といったベーシックな書体に加え、リップル(波みたいに揺れる)やエクスプロード(爆発)といった効果がプレビューとともに出てるので、そこから気分に合うものを選べばOKです。

2. ハイキングにも便利

iOS 18でのマップの大きなアップデートは、地形図とハイキングルートが加わったことです。アプリ内にプリセットのルートが(今は米国だけですが)いくつか入ってるし、自分でも作れます。ルートはiPhoneに保存もできるので、ネットにつながらない場所に行っても使えます。

3. Webの目障りな要素を消せる

Image: David Nield - Gizmodo US

iOS 18のSafariは、Webのコンテンツに集中するのを助けてくれます。Webページを開いた状態でアドレスバーの左側のアイコン(四角の下にラインが入ったもの)を押すと「気をそらす項目を非表示」のオプションが出てきます。それをタップすると、余計な画像やメニューといった、ページ内の目障りな要素を指定して消すことができます。蒸発させるみたいなアニメーションが入ってて、消し心地がちょっと気持ちいいです。

ただ、今のところあくまで要らないものを指定して消すやり方なので、一括して消せる広告ブロッカーの代わりにはなりません。

4. 動画撮影中の一時停止

今までのiOSでは、動画撮影中に一時停止ができませんでしたが、iOS 18では画面隅に一時停止ボタンが追加され、そこを押せばOKです。撮影中にちょっとアングルを変えたりズームしたり、今までなら後から編集しなきゃいけなかった状況でも続けて撮れるので、より素早く動画を完成させられそう。

5. 計算機も新しく

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iPadでついにApple純正計算機が使える!と胸熱なんですが、iPhoneの計算機アプリにも新機能が入ってます。通常の電卓モードに加えて「計算メモ」モードが登場し、計算機の画面左下の計算機アイコンをタップすればアクセスできます。このモードでは、数式をタイプするとその答えが出てきたり、変数に値を入れたりもできます。

6. Face IDでアプリをロック

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iOS 18では、今まで本体のアンロックやアプリ内での認証に使われていたFace IDを、アプリの立ち上げ時にも使えるようになりました。iPhoneを友だちや家族に渡す機会が多い人のヒヤリハット体験を軽減してくれそうですね。ホーム画面上またはアプリライブラリ上でFace IDアンロックを使いたいアプリを長押しし、「Face IDを必要にする」をタップします。またこのとき、アプリを非表示にすることも可能です。

7. コントロールセンターのさらなるカスタマイズ

コントロールセンターでは今までもショートカットの追加・削除が可能でしたが、iOS 18ではその自由度がもっと高まりました。まず従来のコントロールセンターだけでなく、メディア再生用や接続管理用など、テーマごとにコントロールセンターを分けての表示ができます。

さらに、ショートカットを移動・リサイズしたりといった見え方も変えられるし、本体の電源オフができるようになるなど、できることも増えています。コントロールセンターの画面上を長押しすると編集モードになり、「+コントロールを追加」のオプションが出てくるので、よく使う機能を入れておきましょう。

8. フラッシュライトももっと自在に

iOS 18では、フラッシュライトのコントロールもよりフレキシブルにできます。これはiPhone 14 Pro以降のダイナミックアイランドが使えるモデル限定ですが、フラッシュライトの明るさだけじゃなく、光らせる範囲もダイナミックアイランドで調節できるんです。明るさと光の範囲は別々に変えられるので、今までよりかなり細かく光り具合を変えられます。

9. 音声メモが取りやすく

Image: David Nield - Gizmodo US

iOS 18では、メモアプリから音声メモを追加できます。メモを開いた状態で画面下のペーパークリップアイコンをタップし、メニューから「オーディオを録音」を選択します。また、録音したものを開いて吹き出しアイコンをタップすると、文字起こしもしてくれます(訳者注:日本語では未対応のようです)。

10. 心の状態を記録

iOS 18のジャーナルアプリでは、「心の状態」を簡単に入力できます。ジャーナル記入画面でマインドフルネスアイコン(木みたいな形)をタップすると、そのときの気分を簡単に記録できます。スライダーで「非常に不快」から「非常に快適」の間で気分を指定すると、「不安」とか「幸せ」といったさらに細かい状態と、感情と関連する状況を選択する画面が出てきます。この情報はヘルスケアアプリとも同期されるので、あとあとグラフで振り返ったりもできます。

11. ゲームモードは自動でオン

iOS 18にはゲームモードが内蔵されていて、Appleいわく「高いフレームレートを一貫して維持するため、バックグラウンドのアクティビティを最小化」することができます。ゲームを立ち上げると画面上部からポップアップが表示され、ゲームモードが自動で有効化されたことを伝えてきます。

12. うなずくだけで電話に出られる

この機能を使うには第2世代AirPodsかAirPods 4とiOS 18の入ったiPhoneが必要ですが、すごくクールです。電話が来たら、頭を振って拒否するか、うなずいて受けることができるんです。そのためにはAirPodsのファームウェアも最新にしておいたほうがいいですが、通常はiPhoneが電源接続しているときに自動でアップデートされているはずです。

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