柔道団体の代表戦ルーレット方式に日本人不満 「操作してる」「茶番」「仕込みすぎだろ」

パリ五輪

　パリ五輪は3日、柔道混合団体決勝で日本が前回王者フランスに3勝4敗で屈し、銀メダルを獲得した。決められた階級区分内なら、どの階級の選手を送り出していい団体戦。3勝3敗で決着がつかず第7試合の代表戦にもつれたが、対戦階級はルーレット方式で決定した。男子90キロ超級で絶対王者リネールが登場する展開。日本人ファンは「操作してるだろ」と不満の声を上げている。

　まずは2連勝で迎えた男子90キロ超級の第3試合、斉藤立がリネールと対戦した。4分で決着がつかず、ゴールデンスコア方式の延長戦3分4秒に豪快な内股で敗戦。先に4勝した方が優勝となるが、3勝3敗で代表戦にもつれ込んだ。代表戦はコンピューターによる無作為のルーレット方式で男子90キロ超級に決定。再び斉藤がリネールと相まみえた。

　代表戦はゴールデンスコア方式のため、先にポイントを奪った方が勝利。6分を超える死闘となり、両者指導2つをもらった。最後は斉藤が投げられて2大会連続銀メダル。斉藤も、敗れた阿部一二三も涙した。

　今大会も100キロ超級で金メダルを獲得したリネールが君臨する階級で行われた代表戦。フランスにとってはこれ以上ない舞台が整ったこともあり、X上の日本人ファンは「代表戦ルーレット無茶苦茶やん笑」「ルーレット操作してるだろ」「なにこの茶番ルーレット」「決勝やる前からルーレットになったらこうなると思ったよ」「やらせかと思えるくらいにラストにリネール持ってくるとかw」「ルーレット仕込みすぎだろ！」「怪しいルーレットやなあ」「ルーレット調整済みやろ」と紛糾している。

（THE ANSWER編集部）