ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議で、演説するウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2024年2月17日撮影)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP

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【AFP=時事】ウクライナウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は17日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領が再選した場合のウクライナ支援継続が不安視される中、同氏を最前線に招待する用意があると述べた。

 ゼレンスキー氏はドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議(Munich Security Conference)で、為政者は本物の戦争とはどのようなものか知っておくべきだとして、「トランプ氏が(ウクライナに)来れば、最前線に連れて行く用意がある」と語った。

 ゼレンスキー氏は英語で演説し、「この戦争をいかにして終わらせるかを協議するなら、インスタグラムを通じてではなく、本物の戦争がどのようなものかを為政者に見せなければならないと思う」と訴えた。

 米議会で昨年以来、党派間の対立により600億ドル(約9兆円)規模の対ウクライナ軍事支援がまとまらないなど、西側諸国による支援の長期的見通しは不透明となっている。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の対ウクライナ支援に反対を表明しているトランプ氏が返り咲く可能性があることも、米国の支援継続の行方に暗い影を落としている。

【翻訳編集】AFPBB News

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