メンサとは知能指数(IQ)が人口の上位2%に属する人々のみが入会できる国際的な交流団体であり、世界各国に13万人を超える会員数を誇っています。新たに、アメリカに住むわずか2歳の幼児がIQテストで「IQ146」という驚異的な数値を獲得し、メンサの最年少メンバーになったと報じられています。

Meet the Los Angeles toddler who is the youngest member of American Mensa with an IQ of 146

https://www.foxla.com/news/meet-the-los-angeles-toddler-who-is-the-youngest-member-of-american-mensa

2-Year-Old with an IQ of 146 Is the Youngest Member of American Mensa | PEOPLE.com

https://people.com/human-interest/2-year-old-is-the-youngest-member-of-american-mensa/

わずか2歳でメンサの会員となったのは、アメリカ・ロサンゼルス出身のKashe Questちゃんです。Kasheちゃんがどれほど優れた知能を持っているのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。

Los Angeles toddler with an IQ of 146 accepted into Mensa - YouTube

「私たちはKasheの記憶力が本当に素晴らしいことに気付き始めました。彼女は物事をとても速く習得し、学ぶことに本当に興味を持っていました」と語るのは、画面の左端に写っているKasheちゃんの母親・Sukhjit Athwal氏です。



Kasheちゃんは生後17〜18カ月の時点で全てのアルファベットを読めるようになり……



さまざまな色



形などを認識していたとのこと。



その後もKasheちゃんの知能は発達し続けており、2歳の時点では論理ゲームで遊ぶこともできるほか……



形と位置だけでアメリカの50州を全て答えることも可能。



近年では英語だけでなくスペイン語の勉強も始めており……



50語もの手話まで習得しているとのこと。



さらに、元素記号から元素を答えたり……



文章を読んだりできるほどの知能をKasheちゃんは持っています。



そんなKasheちゃんの母親であるAthwal氏は、自ら幼稚園を開いて12人の子どもを預かっている人物です。



しかし、以前から小さな子どもと接してきたAthwal氏にとっても、Kasheちゃんを育てたことで新たな発見があったとのこと。



「Kasheは親や家族になる方法を教えてくれました」



「私たちは皆、異なる能力や性質を持つ子どもを与えられているのだと思います」と、Athwal氏はコメントしています。



そんなKasheちゃんは先日、IQテストで「IQ146」という驚異的な数値を記録し、人口の上位2%のIQを持つ人しか入れないメンサの最年少メンバーになりました。



「非常に優れた知能を持っているKasheちゃんと話していると、まるでティーンエイジャーの子どもと接しているかのような気持ちになるのではないか?」という疑問も湧くかもしれませんが……



Athwal氏は「結局のところ彼女は幼児の段階にあります」と述べ、確かに理解力などは通常の2歳児をはるかに上回っているものの、基本的には気ままでかんしゃくを起こすこともある幼児だとしています。



実際、インタビュー中にもKasheちゃんは自由に体を揺らしたり遊んだりしており……



時には画面外へ出て行ってしまうこともありました。



Athwal氏と父親は、Kasheちゃんがあくまでも子どもであることを認識し、優れた知能を持っているからといって何かを強制しないことが大事だと考えています。「私たちは彼女のペースに合わせて、できるだけ長く子どもでいられるようにしたいと思っています」とAthwal氏は述べています。



ムービーの最後には、Kasheちゃんがカメラをのぞきこんで「Bye, Thank you.(さようなら、ありがとう)」と言いながら笑顔で手を振る様子が収められていました。